高校2年生のマルから

「ママが専業主婦の友だちは
やっぱり専業主婦になりたいって
言うんだよね」

とよく聞きます

それで夫に養われるだけの存在が
どんなにヤバイか
教え諭すんだ、だって

へーあっそう


滝汗滝汗滝汗

子供というのは親の影響を
かくも受けやすいのかと


愕然❗️とするわな



別にメロがマルに
マインドコントロールしている
わけじゃないよ

やっぱり親の生き方が
身近な人生のお手本という訳だ



でも今時「専業主婦」か
「共稼ぎ」か

なんて古い論争だと思うけど

専業主婦志望の女子も根強く
いるわけなんだね?




そんな女子に是非おすすめなのが
マガジンハウスから出ている
橘 玲さんのこの著書



表題からも見て取れるけど

専業主婦が如何にカッコ悪くて
損するだけの存在であるか

まずは一刀両断する!




でも意外にも「専業主婦」を
ディスるのは最初の方だけで


後は実に理論的な幸福論が
展開されていく訳

特に興味深いのは
一人年収800万が幸福度マックス
という考え方

著者曰く

‘お金が増えれば幸せも増えて
いくものの、ある程度豊かになると
幸福は変わらなくなる’という

経済学でいうとこの
【限界の逓減】の話

日々の暮らしの中でたまに外食したり
夏休みや冬休みに旅行に行ったり

人並みの幸せと思えることを
お金を気にしないで出来るのが
年収800万とな

逆にそれを過ぎてしまうと
それに慣れてしまって
幸福感は変わらなくなる

うーん、なるほど



働き出して34年
ワーママ歴17年のメロが

確かに実感することでもある

そしてこの幸福点に達するには
夫婦のどちらかが¥1550万稼ぐより
夫婦で¥800ずつ稼ぐ方が

可能性が大きい!

また
《幸福の3つの土台》

金的資本(お金)
人的資本(働く力)
社会的資本(絆)

の組み合わせで
人生の8つのパターンが
決まるそうですが

この女子バージョンと言うのも
おもしろい

8つパターンの中には
「幸福な専業主婦」と言うのも
ありますが

玉の輿に乗って
夫の稼ぎを金融資本に使って
ママ友を人的資本に充実する
という

なんだかメロには
ちっとも魅力を感じないパターン

これって
宝くじに当たるように希少で
しかも脱落してしまうと
「プア充」か「貧困」しかない

だったら当然
どんな人も目指すは
この3つの土台を全て持たない
「貧困」とは真逆の

「超充」でしょうが

夫婦共に協力しあって
お互いコツコツ努力して

共にニューリッチを目指している
その過程が良いんだとメロは
思うわけ

この後著書では
自己実現を出来る働き方まで
言及して行きます


これからの人生を
どう生きるべきなのか

悩んでいる高校生にこそ
是非読んでもらいたいもの



マルよ!
世の中には色々な価値観があってよし

だけどはっきり言いたいのは

ママは仕事で自己実現しながら

パパと協力して
仕事も子育ても家事も

そしてこれから来たる親の介護も
一緒に乗り超えて行かれ
と思えるから

たしかに幸福だと言えるよ

でもここまでの道のりは決して
簡単ではなかったよ

本当にこれで良いのかと
迷うことも沢山ありました

この本読んで今
ああ、間違ってなかったと
やっと腑に落ちたぐらい

だからね

幸福までの道のりにそれ相応の
覚悟が必要で
今から腹を括る必要がある!
肝に銘じておくのだよメラメラ