『監察医 朝顔』
というTVドラマの中で

主人公の朝顔が
休みの日に急遽仕事が入ったため
幼娘に

「ママは仕事に行くことになったから
今日はパパといてね」

と言うと幼娘は

「ママがいいの」
泣いて拗ねる

ママもパパも困り顔

というこのシーン

ワーママあるあるですね


そういえば同じような事
あったよなと思った

途端

鮮やかにそのシーンが脳内に蘇り…






マルが保育園時代


当時月に一度だけ日曜日に
自宅から直行直帰で

お客様宅に訪問するという
当時の直属の所長からの
ミッションがあり


当時は超勤代も支払われない
仕事でしたが

自宅から電車とバスを乗り継いで
いくので
結局休日が半日潰れる

でもそんなことの不満よりも

前段と同じようなシーンが
毎回繰り広げらていて…


そういえば
0歳から保育園児のマルは

ウイークデイに
保育園に行くことを
拒んで困らせることは

一度もなかったと記憶します

実際はものすごく嫌だったらしいけど
我慢していたんですね
(今になって本人が言うので)

拒めば大人たちが困るということを
幼いながらも理解していた?


ところが土日のママのご用は
彼女にとってタブーだったらしく

その時ばかりは玄関先で
私の足に縋り付き

ドラマの幼娘とまるで同じ声で

「ママがいいのっ!行かないで!」
と毎回大泣気されてたのでした




「遅れちゃう〜やめてーーーっ
パパ何とかしてーーーっ」
と絶叫しながら

マルを足蹴にして
毎回出かけるときの

なんとも切ない悲しい気持ちまで
蘇って

何年経ってもこのことは
微笑ましい思い出とはならず

ただつらいばかり


なぜこの仕事を自ら辞退
しなかったのか?

断れば心証を悪くしても無理にとは
言われなかったかもしれません


当時の所長との微妙な関係性の中で

自分が断れば
他の職員にお鉢がまわることが
嫌だったし

所長を困らせることを
忖度していたのかもしれません

働くということは
このような厳しさも当然つきもの
とか割り切っていたことも



今は自分が所長となって
春には育休明けの職員を2人迎えます

そんな幼子を抱えたママに
このような働き方を

絶対させてはならない!
と肝に銘じています