我が家の紹介
夫(59歳)妻(57歳)
20年来の共稼ぎ夫婦です
一人娘(19歳)
アルバイト3個かけ持ちの
大学2年生
働き者の家族です
我が家の家計簿
本部支部制になっており
夫婦の支部よりそれぞれ収入比で
拠出金を決めています
夫 ¥25万
妻 ¥12万
合計月37万円で
やりくりしています
定年夫婦へのカウントダウンが
始まっている我が家です
途中入社で勤続27年の夫の
退職金への期待がハンパない
妻「一体、い、いくら貰えるの?」
少し前のめり気味の妻です
夫「会社の計算式にあてはめて
計算すると…
¥1,600万くらいかな?」
妻「!そんなに?」
途中入社だからそんなに貰えるとは
正直思ってませんでした
妻「退職金控除額を計算するね」
退職金は老後資金としての性質を
持つので
税金面で優遇されています
退職金を一括で一時金で
受け取る場合には
勤続年数に応じて課税所得が
減らせるのです
昨年の転職時妻が一足先に
退職金を貰っています
この時
退職金控除のことを知りました
妻の場合は所得税,住民税は1円も
かからずに済みました
おかげで昨年分の確定申告が
楽でしたわ
さて退職金控除については
以下の計算式で計算されます
※画像は国税庁のホームページから
お借りしています
これで計算すると夫の場合
¥1,290万が控除額になります
課税退職所得は2分の1を乗じて
算出するので
(1,600-1,290)×1/2=155万
さらに所得税の計算は
(課税退職所得×税率)−控除額
※表は国税庁のホームページから
お借りしています
表からは税率は5%
¥155万×0.05−0=¥77,500❶
ここから復興特別所得税を算出
¥77,500×2.1%=¥1,628❷
合計の所得税は
約¥8万となります
加えて住民税(所得割)は
¥155万×10%=¥15.5万❸
よって夫の退職金の手取りは
❶❷❸の合計¥243,128差し引いて
概算で¥1,576万となるはずです
徹底的に節税するなら
退職所得控除額以上は分割で貰って
公的年金等控除を使うと良いらしい
夫「今年の夏の海外旅行の代金は
全部任せてね〜」
妻「え、嬉しい」
推定¥68万です
夫「今年いっぱい本部拠出金は
月25万円キープでいいよ〜」
妻「ラッキー」
妻としては有り難い事ばかりですが
ちょっと待てよ
夫は多額の退職金を手にできる
高揚感から
かなり気が大きくなっているよ
多額の退職金を手にして羽目を外して
散財してしまい
老後資金のほとんどを失ってしまう
って話をよく聞きますが
夫はそのモードに入っているような
気がします
マルの授業料の支払いがまだ
3回も残っているとは言え
家のローンなどの借金なし
定年継続で働き続ける予定なので
退職金で生活費を賄う必要はない
夫後は株などの投資に
かなり注ぎ込むのではないか…と
予測します
夫の散財を喜んでいる場合ではない
堅実な使い道となるよう
妻が手綱を引かなければ
…と決意を新たにするのでした