「大恐慌戦略」 | 支配者はサイコロをふらない

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別のサイトにて書いている自分のブログを移植したものです



「大恐慌戦略」


現在、進んでいる金融危機や大恐慌による世界経済の破壊戦略についてです。

このやり方、実は三国史に描かれている【赤壁の戦い】で曹操が見事、龐統の計
に引っ掛かった【連環の計】現代版です。

つまり、現代の【連環の輪】は金融システムと実体経済のグローバル化で、非常
に強固に世界金融と実体経済システムが結ばれてしまったのです。

このように、強固に結ばれた各国の金融と実体経済のシステムは、瞬時に各国の
金融と実体経済に連動するよう構築されていました。
そこへ、サブプライム問題という最初のちいさな爆弾の破裂です。

その時に気づいておればよかったのでしょうけれど、巧妙に張り巡らされた罠は、
皆をしてそうはさせてくれませんでした。

これによって、各所に仕組まれた爆薬は次、次と爆発、炎上ー不動産、クレジット、
債券、株式、商業用不動産証券・・ などの金融資産は炎上し、火の手は早く世界中
で繋がれた船(金融会社)はどんどん炎上。
物を作る会社(船)が次々炎上、川底へ沈没して行くでしょう。
最後にはCDSの破裂が待っている。

残念ながら、用意周到に準備されたこの【連環の計】から、逃れるすべはない。
今できることは、いち早く逃げるのみでしょうか。大被害を覚悟の退却。曹操はいち
早く身の危険を感じ取り。

単身逃げ延びて助かりました。
被害状況があまりに大きいために茫然自失し、また火の回りが早く。逃げ遅れ川底に
沈んだ兵士がほとんどでした。・・しかし曹操は賢かった。

残念ながら。今までの動きをみると、
この現代の【連環の計】すべてを焼き尽くすくらいの大きさの爆薬の準備と、火の回り
の速さを持っているようです。

そうなると、残る道は一刻も早く一致団結、船が沈没したり、炎と煙に道をふさがれる
前に逃げおおせ、体制を組みなおす道しか残されていないような?

敵を知ることが大事ですが・・いろいろな、情報やニュースを見ると、彼らは、今回す
べてを焼きつくそうとしているように見受けられます。

今は、皆がいち早く逃げないよう、甘言や甘い(オバマ)を希望をちらつかせ船から離れ
ないようにしていると感じます。

早く退却を待ったなしの、をです。逃れる道だけを見つめて・・・・・


[原文ママ]