考えさせられた

ショウペン・ハウエル“読書について”

↓引用「」内
「読書は、他人にものを考えてもらうことである。
本を読む我々は、他人の考えた過程を反復的にたどるにすぎない。
習字の練習をする生徒が、先生の鉛筆書きの線をペンでたどるようなものである。
だから読書の際には、ものを考える苦労はほとんどない。自分の思索する仕事をやめて読書に移る時、ほっとした気持になるのも、そのためである。
だが読書にいそしむかぎり、実は我々の頭は他人の思想の運動場にすぎない。
そのため、時にはぼんやりと時間をつぶすことがあっても、ほとんどまる一日を多読に費やす勤勉な人間は、しだいに自分でものを考える力を失って行く。」


自分でまじめに生きているつもりが考える力をなくすのかな??

夫のお母さんから
読書にハマってるとメールが来て
同じ本を読もうかと思ったんだけど
ホラーというか、心霊というか、内容がおそろしすぎて断念

・・・の矢先に
ショウペン・ハウエルを知った


「他人の思想に染まるのがイヤ」
って読書しない身内を見て
「ただ本嫌いなだけなのに言い訳でしょ( ̄▽ ̄;)」
と思っていたけれど
実は 本質?

読書は素晴らしいという教育を信じてた自分に なんか疑いが~?