股関節痛で来院の高齢の方、娘さんが心配して買ってくれた杖をついて来院されました。
歩けない、歩くと痛い!怖くて歩けない⁈…
そんな感じでそろりそろり、恐々歩く姿が痛々しいですね。
股関節が痛い、腰も痛い、膝も痛い。そりゃそうだと思います。
順番に説明して施術すると立てる、ふらつくけど歩ける。なんで?となるのはよくある話なんですけど、この方の場合、よほど痛みが怖かったんでしょうね。
もう歩けるのに痛かった事が頭から離れない、施術中も怖がって怖がってどうしようもない。
もう歩いて平気ですからゆっくりと歩いて頭に歩ける事をインプットしていきましょうね。と伝える。歩く。でも怖い。でも歩ける。
急に痛みが改善したからついていけないパターンですね。
今日は2回目の来院です、まだ杖ついてましたが、あの杖ないとあるけませんか?と伝えるとせっかく娘が買ってくれた杖だから。
ん?んん?ならなしでも歩けるんでしょ?そうだけど怖い。と。
はい、今日は少し厳しい態度で説明しないとダメなパターンだなと。
使わないで良いものは使わない事、ゆっくりゆっくり恐る恐るの気持ちはよく理解できるけど歩ける事に自分から積極的にならないとダメですよ、とお説教。
少し言い返してくるから倍返し(笑)!
痛いんですよね施術が。ふーん、説明聞いてないね、今痛くないんでしょ。痛くない。
痛かった事だけ色々言わない、思い出さない。
それより今、痛くない事をどんどん頭にいれていく事が大切なんですよ!とまたきつめのお説教。
よく話す方でけっこう、プライベートならおとなしい私ですけど、いざ、治療や施術については痛みを消失させて尚、文句や不安言ってる方にはさんざんっぱら説明を説明します、しかも強めにね。
私の治療仲間の先生も見た事ないくらいの怖さでね(笑)
だってその方の痛みが最短最適に改善されて一番の近道をする事が
患者様の一番の願い。だと分かっているから。
誰が来ても仏のような顔して施術してるだけじょないんですよ ワタシも(笑)。