2018/04/30 | 笑顔のゆくえ

笑顔のゆくえ

日々の独り言を綴っています。

拙いブログですが、ゆっくりしていって下さい。

CHACHA

久しぶりの瞬クンの舞台
班女
あの三島由紀夫の作品。
瞬クンも仰っているように、難しいです。
確かに愛は怖いですね。
壊れようが怖かったです。
私が一番怖かったのは実子さんでした。
笑われるというより微笑みが怖かったのです。
まだ花子さんがまともに見えるくらいでしたから。
いえ、もちろん花子さんも壊れていましたが(笑)
あの世界観が、漂う妖しい空気が私の胸を苦しくさせる。
あのダンサーが異様な世界を魅せてくれる。
まず演出が素晴らしい。
昭明、音響の細かいところまで神経が配られる目を離せなくなりました。
そして苦しくなりました。
逢えない切ない想いが、 月日のたつうちに見えなくなる。
ただ愛しい男に再会したくて待っていたのに。
ただ虚しいような空しいような、そして切ない時間。
そして台詞のリフレイン、リフレイン・・。
夢の中の物語・・なのかな。