昨日の高校女子サッカー選手権の決勝戦、帰宅してから録画を観ました。
結果は知っていましたが、どういった試合だったのか楽しみでした。
前半はお互い激しい中盤での主導権争い。どちらも素晴らしかったのが攻守の切り替え。そして、前線からボールを奪いにいこうという貪欲さ。お見事でした。
ただ、前半から感じていたのは日ノ本学園の方がゴール前での決定機が多かったかなと。藤枝順心はなかなかペナルティエリア内でのビッグチャンスが少なかった印象でした。
でも、前半終了間際に杉田選手のゴールで藤枝順心が1点を先制して前半終了。ここまで失点0の日ノ本学園のゴールをこじ開けました。
後半の始まる前、両チーム円陣を組みました。藤枝順心はいつものようにスタンドと声を合わせ掛け声を掛けていました。これが結構好きです。一方の日ノ本学園。何か変?よく見るとピッチの選手は半円で円陣を組んで、スタンドの応援席の方を空けていました。ベンチに入れなかった、応援している選手と一緒に戦うという姿勢だったんでしょうか。何かすごく胸を打たれました。
そして後半。日ノ本学園の攻撃陣がとうとう藤枝順心のゴールをこじ開けました。準決勝までに4試合で27得点の攻撃力が発揮され始め、同点に追いついてからすぐに勝ち越し。更に2点を追加して突き放しました。
結局4-1で日ノ本学園が女王の座を勝ち取りましたが、優勝するにふさわしいチームだったと思います。得点シーンに限らず、よく選手どうしが動き回っていたので、さっきまで自陣にいた選手がいきなり相手ゴール前に現れたり、右にいたはずの選手が左にいたりと本当によく動いていました。
惜しくも敗れた藤枝順心も、3年生4バックを中心に日ノ本学園の決定機を体を張って守っていました。そして、前線からの守備も光っていました。なにより、中盤で相手のエース入江選手を自由にさせないというところがよく出ていました。藤枝順心の攻撃陣は1・2年生が主体。この悔しさを忘れずに来年また素晴らしいサッカーを見せて欲しいと思います。
決勝を戦った2校に限らず、というか全ての方が何かを背負って今を生きていると思います。
この大会を見てきて、いろいろな選手がいろいろな思いを背負ってピッチに立っていることを改めて知りました。怪我でスタンドでの応援を余儀なくされた選手の思い、支えてくれた家族への思い、指導者の情熱等々、挙げればキリがありません。でも、選手の皆さんには高校の3年間で感じた事をずっと忘れずにいて欲しいと思いました。そしてこの中から未来の「なでしこジャパン」で世界に羽ばたく選手が出てくることを期待してしまいます。
そして、もっともっといろいろなスポーツをする選手の競技する環境が良くなることを願います。
今からまた来年の「女子サッカー」を見ることが楽しみになりました。