


ワンオーナーで屋根付き車庫に入ってたものらしいです。それに貴重な完全ノーマル車です。
もうこの先こんなタマのいいのは出てこないでしょうねえ。
このE30はMテクニックが出る前、1986年後期~1987年終わりまでしか生産されなかった
とても貴重な車です。同じデザインの低回転イータエンジンを積んだ車(1986年前期まで)とは別物の、いわゆる高回転型の170馬力エンジンを積んだマイナーチェンジ後の325です。
ちょうど私がBMWジャパンのディーラーでサービスメカニックをしていた頃と重なります。
ゆえに私も何度か整備や試運転、お客様の所へ引取り、納車した記憶があります。
このエアロパーツがいいんですよねえ、存在感があって。
あと当時の保安基準適合という事でライトは旧いシールドビームでした。(時代を感じますねえ!)ユーザーの要望でオプションでヘラーやCIBIEのハロゲンに替えた記憶があります。
あと、これも保安基準からか、正規輸入モノはライトグリルの上がカットされてました。
これだけがちょっと精悍さに欠けてた様でしたが。 しかし基準も緩和されたのか、ようやく後期型から本国仕様や並行モノのようにライトの上に「ひさし」が付き、ライトもハロゲンバルブタイプに変更になりました。(下の画像、私のMテクのライトグリルと見比べたら違いがわかると思います)
後期型になって残念なのはシートの表皮が国産車みたいにモケット地になりましたが、前期型はギンガムチェックのような細かい格子が入っていて表皮の肌触りもざっくりしていて色合いも少しダークで高級感がありました。BMW独特のセンスのよさが感じられていただけに残念です。
またこのスポーツバージョンは特別に金属バンパーにボディ同色塗装してたんですねえ。モールもブラック塗装していて。(シャドーラインとBMWではいっておりましたが。。)後期型になって金属から樹脂バンパーに変更になったりして、この点も少しいただけないなと思います。
バブル最盛期の頃生まれたこのBMW、コンパクトなボディにパワフルな2500ccエンジン、シルクの様なキメの細かい回り方をすると絶賛された、ウルトラスムーズな直列6気筒エンジン、これは私的にはBMW史に残る位の、BMWが最もBMWらしかった頃の最高の車だと思います!