こんにちは(*^^*)

 

明(aki)です。

 

今日も元気に生きております!

 

人生は奇跡の連続だと言いますが、朝、普通に目覚めることができる、

 

というものすごい奇跡(^-^)

 

病気してから気付きました。

 

心臓の発作で毎日怖かった頃を思えば毎日が奇跡と感謝です。

 

 

 

弱くていいこと、とは。

 

それについてお話しさせてください(^ ^)

 

 

私の父は私が5才の時に病気で亡くなりました。

 

幼かったとはいえ、父との記憶も思い出もあります。

 

母に聞いても誰よりも優しい人だったと。

 

「父」という言葉を聞くだけで父の笑顔か浮かびます。

 

亡くなった父に会いたいと思ったことは人生で数え切れないくらい。

 

 

 

母はその後再婚して私には養父ができ、妹も二人生まれてきて

 

くれました。

 

 

とはいえ、母が養父と再婚してからの生活は、完璧に私は厄介者だったと

 

思います。昭和の時代とはいえ、父からは理不尽な理由で怒鳴られ殴られて、

 

幼くて一人で生きていけない無力さに毎日押しつぶされそうでした。

 

何度も亡き父を思い出し、こっそりと一人で泣いていました。

 

元々明るく社交的だったはずの私はいつの間にか重度の人見知りになって、

 

自信のない気弱な青春を過ごしました。

 

私にかけるお金はない、とずいぶん貧しい思いもさせられました。

 

遊んでいた友達は夕方になると帰るけど、その後も私は日が落ちるまで

 

家に帰りませんでした。

 

母も特に何も言いませんでした。できるだけ父と顔を合わせる時間が少ない

 

方が良かったのでしょう。

 

私がそばにいるだけで機嫌が悪い父は、幼い私にとって「赤鬼」に

 

見えていました。

 

心因的なことだったと思うのですがいつも指が震えていました。

 

(今は大丈夫です。)

 

鉛筆を持つのも困るくらいでしたが、怖くてそれを母に言うことすらできず

 

誰にもバレないように隠していました。

 

 

そんな環境でしたが、唯一の生きる頼りである母のことは大好きでした。

 

 

しかし今思えば、母は世間体や人の家と比べてどうこうだ、という話ばかりで。

 

私にはそうであって欲しくない、こうでありなさい、という話ばかりされ、

 

自分に劣等感しかありませんでした。

 

母の期待に応えたいけどとてもそうはなれそうもない私。

 

自分のことが大嫌いでした。

 

 

結婚して家を出てからも悩みが絶えず、母に相談しても、相変わらず

 

どこかの誰かの苦労話にすり替えられていて、私の悩みよりももっと

 

大変な人もいる、と甘えることを許されず、何より気持ちに寄り添って

 

もらえることがなかった。

 

どんなに辛くても、幼い妹たちがいるのだから、一度家を出た

 

私が帰るところはない、ということを切々と言われて。

 

気持ちの行き場のない私はとにかく時間が解決してくれる様な気がして、

 

年老いて死ぬことが許される年齢に早くなりたいとばかり思っていました。

 

 

その様に育ってしまった私は、人に何か言われても、「大丈夫!」と

 

強がる人になっていました。

 

悩みを人に話すことができないのです。

 

 

大人になってただ一人、私を理解してくれていると思っていた夫も

 

残念なことに寄り添ってくれる人ではありませんでした。

 

生きていくことに本当に疲れ果てていた私は、たまたまネットで

 

見かけた人の言葉に、ものすごく驚きを覚えました。

 

「自分はすごく弱い。」

 

「情けないけどこうして生きてるよ。」

 

と堂々と話しているのです。

 

その時の私は、自分が弱い人だ、と吐露することすら悪いことのように

 

思っていました。

 

母の言うように、どんなことがあっても

 

弱くてはいけない、強くなければいけない、頑張らなくてはいけない…。

 

 

 

それなのに。「弱い自分?」

 

あれ…?何だろうこの気持ち。私間違っていた?

 

怖くないのかな?自分が弱いことが…。

 

 

弱いって言えるのってすごいなぁ!

 

自分って弱いんだよ、って言ってもいいの?!

 

 

自分が弱いって堂々と話せるなんてなんて強い人なんだろう!!

 

 

そんなカルチャーショックを覚えました。

 

くだらないでしょうか?

 

私は本当にその時びっくりしたのです。

 

少しずつ少しずつ。

 

それから時間をかけて氷が溶けていく様に自分に素直になることが

 

できる様になりました。

 

もし、知らず知らず頑張りすぎている人がいたら。

 

「弱くていいんだよ」

 

って伝えたい。

 

心が固まってしまっている時、それすらもわからないんです。

 

弱くていい!

 

どうか頑張りすぎないで。

 

強い人なんてそういませんよ、きっと(^_^)