そんな強烈な帝王切開から産まれたお兄ちゃんはその後1ヶ月をNICUで過ごした。

細かい検査の結果とくに異常もなく体重を増やす為そして本来はお腹にいるはずの時期に産まれた事もあり1ヶ月保育器から出ることはなかった。

そして母乳を届けた。
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その時一つのドラマがあった。

NICUの入り口を入るといつも真正面の大きめのベッドに1人の男の子が眠っていた。
3歳か4歳ぐらいの男の子。

男の子はいつも眠っていた。どうしても行きと帰りは男の子の前を通らないといけない。

私は夕方面会に行くことが多かった。

いつも6時頃になるとその男の子のそばに気づけばお父さんが座っていた。

その男の子は重度の水頭症だったと思う。
こーちゃと同じで頭が大きくなっていた。そしてこーちゃんよりもかなり大きかった。

私は初めて見た時正直びっくりした‥
病気の事なんて何も知る事もない自分、水頭症という病気じたいある事すら知らなかった‥

男の子はいつも眠っていた。

私はNICUにつくたび
『おはよ!!』『またね!!』と男の子に伝えた。

そして夕方の時間になると気づけばお父さんがいつもベッドの横に座っていた。

優しそうなお父さん‥

いつも無言だった。
何も言わずベッド越しで男の子の手を握っていた。
心と心で何か話しているように。

そんな日々が続きある日私はいつものように面会を終え帰ろうとするとまたお父さんが面会に来ていた。

そして腕には眠ったままの男の子を抱いていた。
そして男の子の頭にお父さんはキスをした。
そしてお父さんは男の子を見つめ微笑んだ。

私は何故か涙が溢れた‥
なんていうか、なんかあまりにもお父さんの子供に対する愛情が暖かくそして深くその光景は私の瞼に焼き付いた。

男の子は障害があっても計り知れない愛情を受けている事それは私には当然真似できないほどだった。

お父さんの腕の中で眠る男の子はまるで本当の深い眠りについているかのようだった。

今でも鮮明にあの光景は思い出す。
こーちゃんの面会に行く度にあの時の親子の光景を必ず思い出す。

そして今こーちゃんも病気で戦っている。
私は今そのお父さんのような深い愛情をこーちゃんに注げるようになった。
まだまだだけど。

今もいつも思う。あの親子は今どうしてるかな?って。

この事は今の私には大きく影響している。

これからも色あせる事なく私の記憶に残り続けるし色んな形で私に色んな事を伝え続けてくれると思います。

お兄ちゃんの話から少しズレましたがお兄ちゃんの面会の日々にあった出来事でした。

もちろんお兄ちゃんにもしっかり愛情を注いでます。形は違えど平等に愛情を注ぐ事が自分たちの大切なつとめと思います。

ちょっと最後当たり前の事でまとめましたが眠いのか文書乱れそうなので冷静なうちに終わります。



明日もみんなにとって良い日になりますように♡
明日はこーちゃん退院♡元気に帰ってきますように♡