映画『ハイキック・ガール!』(ネタバレしまくり)

『ハイキック・ガール!
監督 西冬彦
脚本 西冬彦
出演者 武田梨奈、中達也、高橋龍輝、天野暁兒、須藤雅宏、八木明人、山根和馬、鈴木信二、渡辺久江、小林由佳、秋元才加
音楽 見里朝生
上映時間 81分
【あらすじ】松村空手道場へ通う17歳の高校生・土屋圭(武田梨奈)は天性の運動神経でどんな技でも軽々とこなすが、師匠の松村(中達也)は圭の強さを認めず、地味な型げいこばかりを課していた。
そんなある日、師匠に認めてもらえない腹いせから、圭は強いと評判の空手家たちに挑戦して彼らの黒帯を奪う“黒帯狩り”を始めてしまい……。
天才的な空手の腕を誇る17歳の女子高生が“壊し屋”と呼ばれる集団に立ち向かうアクション・ムービー。
『黒帯 KURO-OBI』で武術監督、『少林少女』でプロデューサーを務めた西冬彦がメガホンを取り、現役空手家や格闘技経験者などを数多く集めた本格空手映画を撮り上げた。
ヒロインを演じるのは映画初主演の武田梨奈で特技の空手を披露するほか、挿入歌も担当。
ワイヤーやCGを一切使わない本格派リアル・アクションが見もの。
松村空手道場へ通う17歳の高校生・土屋圭(武田梨奈)は天性の運動神経でどんな技でも軽々とこなすが、師匠の松村(中達也)は圭の強さを認めず、地味な型げいこばかりを課していた。
そんなある日、師匠に認めてもらえない腹いせから、圭は強いと評判の空手家たちに挑戦して彼らの黒帯を奪う“黒帯狩り”を始めてしまい……。(シネマトゥデイより)
【予告編】
ハイキックガール!公式ブログによると
平成生まれのアクションスター武田梨奈が、とにかく蹴りまくり、全身を蹴られまくる。
しかも、休む間もない「5分に1回のアクションシーン!」
観ているうちに、自分が蹴られているような、脳が揺れているような感覚に襲われる・・。
これぞ、世界初!「失神体感アクションムービー!」
だ、そうです。
失神は体感できませんでしたが、確かに5分に1度くらいどころではないペースでアクションシーンがあります。
しかも、見せ場らしきところはスローリプレイもながれるので、それ以上ではないかと。
このスローリプレイのおかげで早くてよくわからないアクションシーンがよくわかったり、主人公のリナティーこと武田梨奈を満喫できたりします。
その一方で、空手の型をアクションにそのままはめこんだせいか、さっきの確実に力はいってねぇーって攻撃までスローリプレイのおかげでまるわかりです。
「えっ!?そんなところまでもどるの!?」って驚きもたまにあります。
「そんなに頻繁にリプレイしてたら物語のテンポが悪くなるのでは?」とか心配になる方がいらっしゃるかと思いますが、その心配は必要ありません。
テンポがよかったところでどうにかなるようなものではないのです!
途中からは考えを変えて、「これはリナティーのアイドルムービーだ!」と楽しみ始めたのですが、ラストの「壊し屋」との戦いはおっさん一人が戦います。
部隊はどこかの体育館。
しょぼすぎね・・・?
さらにこのラストバトル後、道場でのおっさんとリナティとのやりとりはなにがなんだかさっぱりです。

リナティはかわいい(〃∇〃)
役者さんたちも本当に空手とかしてる人たちなせいか知らない人だらけです。
見てる最中にわかったのは小林由佳と渡辺久江だけでした。
この二人はプロレスにハマってた頃によく格闘技雑誌で見た!
後から出てることをしったAKBの秋元才加とか見なおしてもよくわからん・・・。(「壊し屋」入門テストのヌンチャク直前の人らしい)
そんなこんなで20点ぐらい。
アクション映画としてもリナティーのアイドルムービーとしても微妙。
あっ。
でも、「壊し屋」入門テスト時にかかってた、おそらくリナティーがうたってて「ハイキックガール!」ってタイトルと予測される挿入歌はなんか良かったかも。
ながれはじめた時はだせぇ・・・とか思ったけど、かめばかむほど味が出てくる感じ?