映画『ガフールの伝説』(ネタバレしまくり)

『ガフールの伝説
監督 ザック・スナイダー
脚本 ジョン・オーロフ
音楽 デイビッド・ハーシュフェルダー
吹替 ジム・スタージェス(市原隼人)、エミリー・バークレー(吹替:川島海荷)、デビッド・ウェナム(吹替:宮田幸季)、アンソニー・ラパーリア(吹替:茶風林)、ライアン・クワンテン(吹替:浪川大輔)、アドリエンヌ・デファリア(吹替:諸星すみれ)、ヒューゴ・ウィービング(吹替:大川透)、ジェフリー・ラッシュ(吹替:永井一郎)
原作 キャスリン・ラスキー「ガフールの勇者たち」
上映時間 100分
【あらすじ】
世界征服をたくらむ純血団との戦いに挑んだガフールの勇者たちの伝説に夢中な若きフクロウ、ソーレンだったが、好戦的な兄のクラッドはそんな弟を見下していた。
ある日、木の上の巣から落ちたクラッドとソーレンの兄弟は、純血団に捕らわれてしまう。
ソーレンは勇気ある友の助けを借り、決死の脱出を試みるが……。
フクロウの世界を舞台に、世界征服をたくらむ組織から王国を救おうとする若きフクロウたちの戦いを壮大なスケールで描いた冒険ファンタジー・アニメ。
多くのファンに愛されているキャスリン・ラスキーのファンタジー小説「ガフールの勇者たち」を、アニメ初挑戦となる『300 <スリーハンドレッド>』のザック・スナイダー監督が映画化。
声の出演には、『ラスベガスをぶっつぶせ』のジム・スタージェス、『ブライト・スター~いちばん美しい恋の詩(うた)~』のアビー・コーニッシュらが名を連ねる。(シネマトゥデイ)
【予告編】
フクロウのソーレン(声:ジム・スタージェス)は、父から“ガフールの勇者たち”の話を聞く。

それは、世界征服を企む純血団からフクロウたちを救うべく、大戦に挑んだ戦士たちの伝説だった。
その話に夢中になったソーレンは、勇者になることを夢見る。
しかし、狩りや飛ぶことに夢中で好戦的な兄のクラッド(ライアン・クワンテン)は、そんなソーレンをせせら笑い、父の愛情を独占しようとしていた。
そんなクラッドの嫉妬心が原因で、兄弟は木の上にあった巣から落ちてしまい、純血団に捕らえられてしまう。
ソーレンは純血団総統メタルビークの妻ナイラに反抗的な態度をとったことから兄と離れ離れにされ、兄は純血団候補として扱われる。
ソーレンは小さなサボテンフクロウのジルフィーと出会い、大胆な脱走を図る。
純血団を成敗しフクロウの王国を救うため、彼らは海を越え、ガフールの勇者たちの巣があると言われている神木を探しに行く。

新作の「サッカー・パンチ」にめでたく「エンジェル・ウォーズ」ってわけのわからん邦題が決定したザック・スナイダーさんですが、前回の記事で前作のふくろうが・・・うんたらかんたらとか書いたものの、実はまだ見てなかったのでDVDで見てみました。
感想としてはけっこうおもしろかったです。
ってか、むしろ大好物です(人´∀`)
ストーリーは悪の組織に捕まった兄弟が、正義と悪にわかれて戦って、主人公の弟・ソーレンがダークサイドに堕ちた兄も敵のボスも両方やっちゃって、勇者になりましたって感じです。
“ガフールの勇者たち”の伝説に憧れてたソーレンも伝説になりました、みたいな。

戦闘シーンは「300」とか「ウォッチメン」マイナス残酷さプラスもふもふ。
3Dで見たらけっこう迫力があっただろうなと思わせるなかなかの迫力で、そもそもふくろうのバトルシーンを3Dでみれる機会なんてそんなにないんだから見に行けばよかったなーと少し後悔したりも。
悪側に堕ちた兄はラストまで悪者で、純血団のメタルビーク側も理由があって仕方なく悪なのだ!ではなく、ただただ“悪”って感じで描かれたのにけっこう好感をもちました。

でも、やたらと砂のうアピールしてきたりするふくろう独特の世界観には、すこし置き去りにされたりもしますが・・・( ´・ω・)
鳥は歯がないので砂のうって砂が詰まった胃袋で食べた物をすりつぶすらしいのですが、この映画だと砂のうが人間の肝っ玉的な感じで使われていて会話中に頻出してきます。
悪役の純血団もなにが純血なのやら。
いいところをすべてソーレンがもっていて、伝説の勇者たちは罠にかかってただけで特に見せ場がなかったのでいまいち盛り上がりに欠けてしまったよーな。
その勇者たちの中で、見せ場が用意されていたエジルリブはキャラもなかなか良いのですが、この“キールのライズ”ことエジルリブをより楽しむには日本語吹き替えがオススメです!
波平大活躍です!!
そんなわけで68点ぐらい。
もふもふしたものが大好きなので15点ぐらい加算されています(人´∀`)

ガフールの伝説 Blu-ray&DVDセット(初回限定生産)/ジム・スタージェス,エミリー・バークレイ,ライアン・クワンテン
