映画『書道ガールズ!!わたしたちの甲子園』(ネタバレしまくり)

「書道ガールズ!!私たちの甲子園」
監督 猪股隆一
脚本 永田優子
出演者 成海璃子、山下リオ、高畑充希、小島藤子、桜庭ななみ、市川知宏、森崎ウィン、森岡龍、坂口涼太郎、宮崎美子 金子ノブアキ
音楽 岩代太郎
主題歌 FUNKY MONKEY BABYS『大切』
上映時間 121分
【あらすじ】
紙の生産高日本一を誇る愛媛県四国中央市では、不況が原因で町の商店街は閑散としていた。
四国中央高校の書道部部長・里子(成海璃子)は、ある日音楽に合わせ大きな半紙に文字を書く臨時顧問・池澤(金子ノブアキ)の姿を目にする。
その様子に衝撃を受けた里子たちは、町を活気付けようと「書道パフォーマンス甲子園」を開催することを思いつく。
縦横10メートル以上もある紙の上で、音楽に合わせ書をしたためるパフォーマンスがテレビ番組で放送され、大反響を呼んだイベント「書道パフォーマンス甲子園」を映画化した青春ドラマ。
紙の生産高日本一を誇りながら不況で停滞した町の活気を取り戻そうと、「書道パフォーマンス甲子園」を開催すべく奮闘する女子高生たちの姿を描く。
主人公の書道部部長には、話題作への出演が相次ぐ成海璃子がふんするほか、『MW-ムウ-』の山下リオ、『クローズZERO II』の金子ノブアキら期待の若手注目株が共演する。
【予告編】
日本一の紙の生産高を誇る“紙の町”四国中央市の高校3年生、早川里子(成海璃子)は書道部の部長。
書道展でいくつか賞をもらったことはあるが、書道家である父にはなかなか認められないでいた。
書道展を控えたある日、副部長で親友の篠森香奈(桜庭ななみ)が「3年間頑張った証に書道展で賞が欲しい」と里子に言ってくる。
とはいうものの、才能があった岡崎美央(山下リオ)はあまり顔を見せないし、好永清美(高畑充希)は好き勝手に書いていて、書道に対する姿勢で里子他の部員と衝突してばかり。
山本小春(小島藤子)はヘッドフォンをしていて何も喋らないありさま。
そんな時、産休に入った教員の代わりとして、臨時教師の池澤(金子ノブアキ)が赴任してくる。
赴任早々に池澤は音楽に乗せて書をしたためる“パフォーマンス”を皆に披露するが部員に教える気は全くないうえに、里子の書を見てつまらないと言い放つ。

しかしそのパフォーマンスを見て清美が池澤とパフォーマンスを気に入り、父親の文房具店の閉店セールの呼び込みのために“書道パフォーマンス”をやると言い出す。

当日、清美のために他の部員も参加するが、初めてのパフォーマンスは皆の心がバラバラで失敗に終わる。
やがて、清美が引越し、里子は美央の家庭の事情や、小春がいじめを受けていたことを知る。

そして不況の折り、商店街は閉店が相次ぎ、段々と町に活気がなくなってきた。
そんな中、里子は商店街に人を集めるため、自分たちの大切なものを守るため、“書道パフォーマンス甲子園”を開催することを思いつく。

さっそく池澤に相談して、猛特訓がスタート。
運動部のようなトレーニングに耐える日々が続き、自然と部員たちの心もひとつになってくる。
そしていよいよ“書道パフォーマンス甲子園”が始まろうとしていた……。

DVDで見ました。
特に好きな人が出てるとかってわけではなく、漫画の「とめはねっ」が好きだからなんとなく書道パフォーマンスにひかれただけってゆー。
そんな感じでみたので、ぶっちゃけおもしろくなかったってゆー・・・。
話は主人公の里子が部員とかと衝突しながら団結していき、ラストの書道パフォーマンス甲子園にむけてもりあがっていくんですけど、肝心の書道パフォーマンスについての説明がなさすぎる。
途中からそれらしきものを練習してる様子ではあるんでが、書道甲子園で行われるパフォーマンスとはまったくの別物で、そんなんいつ練習してたん?とポカーンです。
しかも、甲子園って名前が付いてる以上は優劣がつくとおもうんですが、その判断基準がさっぱりです。
さらにラストのパフォーマンス中に里子が転倒してしまうんですが、転倒と同時になぜか流れていたBGMまでストップし、清美がいきなり観客席でBGMだったアンジェラさんの曲をやおら歌い始め、しまいには周りの観客まで歌い始めて、それに合わせて里子が続きを仕上げてフィニッシュ!
もう突っ込みどころが多すぎる。
あと、小春のエピソードもとってつけた感がありありだし、美央の母親とのエピソードだって書道やめたのを母親がしらないとかありえなくね?って感じだし。
とりあえず登場人物のあらゆるエピソードがとってつけた感にあふれてた。
顧問の先生がやってるゲームっていったいなんなの?
でもまー、個人的には桜庭ななみちゃんがかわいかったので途中からあるよねーあるよねーぐらいにどうでもよくなりましたけど。
そんなわけで、45点ぐらい。
劇中の桜庭ななみちゃんみたいに「感動したっ!」かったですけども。