映画『RED』(ネタバレしまくり)
監督 ロベルト・シュヴェンケ
原作 ウォーレン・エリス カリー・ハムナー
脚本 ジョン・ホーバー エリック・ホーバー
出演者 ブルース・ウィリス モーガン・フリーマン ジョン・マルコヴィッチ ヘレン・ミレン
音楽 クリストフ・ベック
【あらすじ】
元CIAの腕利きスパイ、フランク(ブルース・ウィリス)は、心静かに引退後の日々を送っていたが、ある日突然何者かの襲撃を受ける。
調査の結果、背後にCIAが絡んでいることを割り出した彼はかつて苦楽を共にした仲間たちを招集。
フランクの元上司のジョー(モーガン・フリーマン)や、元イギリスの元MI6諜報部員のヴィクトリア(ヘレン・ミレン)ら引退した超一流のスパイたちが続々と集まる。(シネマトゥデイより)
ブルース・ウィリス 55歳
モーガン・フリーマン 73歳
ジョン・マルコヴィッチ 57歳
ヘレン・ミレン 65歳
この主要キャストで185歳です。
ブルース・ウィリスが一番若い。
そんなお年寄りが恋愛して、お年寄りが銃を撃ちまくって、お年寄りが若造ぶっ飛ばす映画です。
けっこうおもしろかったです!
タイトルのREDは「Retired Extremely Dangerous」(引退した超危険人物)って意味らしく、劇中では危険な年金受給者的な訳をされてた気がしますが、ブルース・ウィリスが年金貰って余生を過ごしてるってオープニングです。
しかも、年金課で担当のサラ・ロス(メアリー=ルイーズ・パーカー)と電話で会話するのが楽しみで、彼女が読んでる本のタイトルをメモして読んだりと、思いが募って会いに行こうと計画しています。
このあたりで確かに引退した超危険人物だなって感じはビンビンです。
ベテランばっかりなので演技はさすがにみんなうまくて、ジョン・マルコヴィッチとか台詞ないところでもなにかしらやってるので目が離せません。
特に彼の最大の見せ場のRPGとの対決シーンは爆笑してしまった。
意味がわからん!(・∀・)
ストーリーは意外性のかけらもないよくある話で、主人公たちは追い詰められていくのですが、だいたいずっとこんなノリなので特に緊迫感はないです。
イヴァン・シモノフ(ブライアン・コックス)との昔話&ネタバレ密談シーンは、二人の過去を知らないけどニヤニヤって感じで。
そんな感じで気楽に楽しめる映画だと思うので70点ぐらい。
グリーン・ホーネットと同じ日に見たので、キャメロン・ディアスのヒロインがイマイチだったからかメアリー=ルイーズ・パーカーはよかったと思う。
ずっと元TBS女子アナの小島慶子さんにしか見えなかったけど。
まわりのキャストのおかげで若く見えてたけど調べたら46歳だった・・・。