今年の5月も今日で最後となり、6月3日まであと3日、すなわち
村上もとか先生と村上もとか先生の『六三四の剣』の主人公・夏木六三四の誕生日でもある「六三四の剣の日」ですので、「六三四の剣」絡みの投稿記事を考え中です。
 

 

 

 

昨日は7時に「百秀武道具店のウガ店長の素振り会」、10時と20時に「北海道剣道ヱン会素振り会」に参加し、20時の部では剣道防具を着装して参加し、今日は7時と20時に「百秀武道具店のウガ店長の素振り会」に参加し、20時の部では、5月の素振り会は今日が最後ですので、剣道防具を着装して参加しました。

 

 

大鎧着装時と同じく、

剣道防具を着装すると安心感を得られます。

 

 

今日は話の内容は長くなります。

 

 

 

 

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『六三四の剣』の良い点は何処にあるのか?と問われると、私でも簡単に多くは答えることは難しいですが、私なりに挙げると、
 
 
1.六三四の心の成長を描き、惻隠の心を学ぶ姿を伝えている」
 
2.六三四は万能と言える強さを持っている剣士ですが、全能でも最強でもなく、至高の強さの求道者である」
 
ということです。
 
 
 
 
 
 
 
 
「1.六三四の心の成長を描き、惻隠の心を学ぶ姿を伝えている」に関して述べると、六三四や修羅、栄一郎や佳代の行動を見ると、基本的に「他者に苦痛を押し付け、使い捨てにする愚挙はしない」傾向が強く、六三四は第3章・第4章である青春編になるとその性質が強くなります(青春編では修羅の心の弱い面が描かれる傾向が増しますが)し、最終的に、乾俊一も少しずつ「他者に苦痛を押し付け、使い捨てにする愚挙はしない」道を歩むことが示唆された結末となっています。
 
 
 
 
 
2.六三四は万能と言える強さを持っている剣士ですが、全能でも最強でもなく、至高の強さの求道者である」に関して、第1章・少年編前半の六三四は強くとも、幼くて心は未熟で、大石巌や修羅に負ける描写も在りますが、弱さを自覚し自分の過ちに気付くことができる強さもありますし、第3章・第4章である青春編になると、乾俊一や古沢兵衛を恐れる弱さも描写されているとはいえ、第2章で初登場した有働大吾や日高剣介との出会いが古沢兵衛との出会いのきっかけの1つとなっており、上記のように、結果的に乾俊一が古沢兵衛と出会い、最終的に乾俊一も学ぶことで良い方向へと進むことができるようになったという展開へと続いていきます。
 
 
 
 
第3章、特に古沢兵衛との闘いでの古沢兵衛に対して怖いと思っていた六三四でしたが、兵衛の突きが結果的に、無意識に栄一郎のことを思い出したのかもしれない、と感じさせる、「必死の闘志」に満ちた六三四という描写があり、すぐ後に古沢兵衛との闘いの後、六三四がかなり気弱な表情を見せた場面があることで、この前後の展開は「本当の強さとは何か?」という、少年編と比べ青春編でより重くより深くなった問題提起となっています。
 
 
 

 

 
 
 
 
 

 

本当の強さというものは、他者に苦痛を押し付け、使い捨てにする愚挙をすることではありませんし、本当に優しい人は、他者に苦痛を押し付ける輩を甘やかす愚挙はしない、それが夏木栄一郎の教えの1つであり村上もとか先生の父親の教えでもあるかのようです
 
 
 
 
 
 
 
私がスクウェア・エニックスの『フロントミッション3』をすんなり受け入れられたのは、『六三四の剣』が好きで「六三四の心の成長を描き、惻隠の心を学ぶ姿を伝え、万能と言える強さを持っているが、全能ではなく至高の強さの求道者である」という要素を主人公である武村和輝の姿から心の強さが強まっていくのを感じ取ることができ、『六三四の剣』の夏木六三四を重ねることができたからなのかもしれません。
 
 
 
 
仁:思いやり
義:人としての道を踏み外さない
礼:礼儀作法を守ること
智:正しい判断・知恵
信:信頼・誠実
 
 
 
 
 
 
惻隠(そくいん)の情
「弱者、敗者、虐げられた者への思いやりと共感」という意味で、
「人を思いやる心」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
基本的人権を虚仮(こけ)にしてはならない
戦争や災害の被害者を虚仮にしてはならない
特定の職業を虚仮にしてはならない
国民や社会的弱者を虚仮にしてはならない
作家は権力の側に立ってはならない
 
 
 
上記の手塚治虫先生の五つの戒めは『人間ども集まれ!』や『ブラック・ジャック』や『地球を呑む』を読むと把握しやすい描かれ方になっており、『フロントミッション3』にも受け継がれ、『六三四の剣』における古沢兵衛の願いとして描かれた村上もとか先生の剣道家でもある父親の想いと重なると言えます。
 
 
 
 
 
慈悲の心を持たず民の命や心を軽んじ、少数派や社会的弱者や被災者や障害を持っている人々や、沖縄に住む民や戦争の被害者を顧みず、弱者に苦痛の押し付けをし、話し合いをする努力をしないで、他者に冷たいのは愛国心とは言えません。
 
 
 
苦痛を押し付ける国を愛することを強制する思想は、人として、剣道家として悲しくなります。
 
 
 
おそらくそれが、『フロントミッション3』のエマ編のエンディングの和輝の怒りの本質であり、ルカーヴの人間に対する嫌悪、『ガンハザード』のヘンリー・シャーウッドの「魔王化」の原因が「他者に苦痛を押し付ける愚挙を平和だと勘違いしたことへの憤り」である、と言えます。
 
 
 
 
 
 
 
 

小生自身が着装する面に、失明対策のアイガードを追加しました。
 
あまり出回っていないとはいえ、眼鏡着装しての剣道稽古をする人のために、面本体の面金の部位にアイガード機能が備わった面もありますし、大鎧やマクシミリアン式甲冑をはじめとした甲冑が好きな私には考えさせられます。