『ライブアライブ』に登場するオディオたちと深い関係を持つ、手塚治虫の『コラープス』での「怒りの王」オーディンは、『コラープス』においては戦争や差別、虐待をする愚かな人間どもに対し、レミングの群という「大いなる裁き」をもたらしましたが、今の地球も戦争や差別、虐待をする愚かな人間も多く、沖縄の民意を無視して辺野古の生き物を虐殺し憲法を改悪しようと企てる安倍晋三と安倍政権と安倍政権を甘やかし媚びへつらう奴らを見ていると、安倍晋三と安倍政権と安倍政権を甘やかし媚びへつらう奴らに対しても「大いなる裁き」という鉄槌を下さなくてはならないとはいえ、剣道稽古ができず燻っている私は『コラープス』の主人公であるサランであると同時にヒロインであるヘラのような状況に置かれていると存在であるとも考えてしまいます。
故に、『ライブアライブ』のオルステッドの
誰しも魔王になりえることを忘れないでほしい
という発言は『フロントミッション3』のエンディングや『人間ども集まれ!』の連載時の結末を知っていると、忘れてはならない重い言葉であると実感してしまいます。
『コラープス』でのサランの怒り、『ライブアライブ』の中世編のルクレチアの大臣の醜態は、我々民衆・弱者の憂鬱・憤怒と、権力者の傲慢で怠惰な思考停止を示唆していると感じてしまいます。
