私は太田垣康男の『機動戦士ガンダムサンダーボルト』は太田垣康男の悪趣味が出ていて好きでは無いが、福井晴敏の『機動戦士ガンダムUC』よりは少しマシという認識である。
どっちも障害を持っている人に対しえ排他的なのが不快ですし、マリーダのファンを無視する福井晴敏は、リディ役の浪川氏に尻拭いをさせたから、弱者に対する優しさが無いから幼稚な大人ですが、『機動戦士ガンダムサンダーボルト』からは、太田垣康男と福井晴敏は似た者同士で太田垣康男は同族嫌悪していることが覗える描写もあります。
磁石のN極とN極が反発するように。
私自身がアナザーガンダム好きなこともあり、ニュータイプにこだわる姿勢は愚かで、長谷川裕一氏のクロスボーンガンダムで語られるニュータイプ論はXラウンダーとSEEDの肯定でもあり、モニカ参謀の言うことが滑稽でしかなく、クロスオーバーさせることで滑稽さが更に露呈するのだから。
「連邦にひれ伏せ」って大人げないし、デビルガンダムジュニアにひれ伏す方がモニカ婆さんにとっても身のためだと思ってしまう。
モニカ婆さんの妄言に対し、キングオブハートでもある東方不敗マスターアジア(シュウジ・クロス)の突っ込みを入れたくなってしまいました。
モニカ婆さん、「圧倒的な武力」て、『ガンダムトライエイジ』のBG4弾のキラ・ヤマトのパイロットスキル効果「ラウンド1でのアタックバースト封印」かよ。
それに、アナザーガンダム好きから見ても、クロスオーバーさせると連邦って大西洋連邦かよと言いたくなるし、AGE地球連邦じゃないと説得力が無いとツッコミを入れたくなるし、「全力で潰します!完膚なきまでに!」って腱鞘炎になった自業自得のアドウ・サガみたいな態度なんで「アドウ・サガおばさん」と言われそうな発言(太田垣康男もアドウサガ同様、腱鞘炎で休載してました)。
対するレヴァン・フウは、一人称と二人称が、剃髪したシャギア・フロストという雰囲気を醸し出しています。
『機動戦士ガンダムSEED』絡みでも、パトリック・ザラのナチュラルに対する怒りと憎しみを思い出すと、命をおもちゃ扱いするままだと、モニカの言っていることは所詮その場しのぎにすぎません。
この点は、アナザーガンダムに対して排他的な福井晴敏の『機動戦士ガンダムUC』の、障碍者であるマリーダを救う価値が無いと差別し、マリーダ達プル姉妹の悲劇は不快なだけなのとは大きい差であると思う。
「大人向けのガンダム」である『機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ』の三日月・オーガスに否定される「大人のガンダム」の『機動戦士ガンダムUC』のリディ・マーセナス