『人間ども集まれ!』の主人公・天下太平は、最初は戦闘能力が高くなく、心が弱く憂鬱になることが多いけど、良識と優しさを備えているがゆえに学び続け、自分の過ちに気付くことができ、連載時のエンディングでは世界だけでなく人間をも救うことができた、私の好きなヒーローの1人であり、『人間ども集まれ!』は「人間の存在価値への疑問」と「人間の負の普遍性」を問題提起しつつ、「手塚治虫の漫画の中でも一番手塚治虫の漫画の良さが感じられる」という評価があるのも、「漫画は風刺である」という点が輝いているからだと私は思っています。
『フロントミッション1ST』が25周年となり、今フロントミッションシリーズを振り返りながら『人間ども集まれ!』の物語を思い出すと、私の頭の中では『フロントミッション3』の物語が『人間ども集まれ!』への敬意を込めた手塚治虫先生に捧げられた作品であり、エマ編の武村和輝も、良識と優しさを備えているがゆえに学び続け、自分の過ちに気付くことができ、連載時のエンディングでは世界だけでなく人間をも救うことができたという点も天下太平と天下未来の親子と重なる要素があります。
天下太平の妻の名前が「リラ」なのも、『フロントミッションセカンド』を連想してしまいます。
