パソコンを長時間操作し続けていると疲労がたまるので、同じ疲労がたまるとしても、剣道をしている時の自分が好き。
村上もとか先生の『六三四の剣』の主人公・夏木六三四も好きですが、物語全体を通して「心の成長」と「本当の強さとはいかなるものなのか」と問いかけ続ける展開となっており、東堂修羅や乾俊一の想いも考えさせられます。
今の日本人の多くが物質欲に囚われ、他者に対する思いやりが失われつつあるこの世に対して嘆きたいし怒りも沸き上がることが多いのですが、剣道は良い意味で精神欲と向き合うために甲冑を模した剣道防具を装着して稽古に挑むことで「惻隠の心」と「仁義礼智信」と「克己忍耐」を育み、弱者に対する優しさと弱者を真の強者へと育むための武道でもあり、手塚治虫先生の願いやスクウェア・エニックスの『フロントミッション3』の根底にもある、「差別や虐待では幸せは得られないから、「惻隠の心」と「仁義礼智信」と「克己忍耐」を重んじる心を重視した進化をしなくてはならない」という要素が剣道と共通しています。
仁:思いやり
義:人としての道を踏み外さない
礼:礼儀作法を守ること
智:正しい判断・知恵
信:信頼・誠実
惻隠(そくいん)の情:
「弱者、敗者、虐げられた者への思いやりと共感」という意味で、
「人を思いやる心」
手塚治虫の戒め
基本的人権を虚仮(こけ)にしてはならない
戦争や災害の被害者を虚仮にしてはならない
特定の職業を虚仮にしてはならない
国民や社会的弱者を虚仮にしてはならない
作家は権力の側に立ってはならない
スクウェア・エニックスの『フロントミッション3』、主人公・武村和輝の「心の成長の物語」であり、「惻隠の心」と「仁義礼智信」と「克己忍耐」を築き上げる物語として見た場合、見直せるものが多いと私は断言できます。