今日は昼間に剣道関係で出かけますので今は、「朝日新聞・be」で小説『火の鳥・大地編』を読みながら、「歴史改変」というテーマと歴史改変の功罪の問題提起について朝食をとりながら考えてみました。

 

 

 

手塚治虫先生の『火の鳥』はスクウェア・エニックスに所属し『ライブアライブ』の時田貴司殿にも少なからず影響を与え、

スクウェア・エニックスの『サガ3 時空の覇者』や『クロノ・トリガー』や『クロノ・クロス』、鳥山明氏の『ドラゴンボール』同様、歴史改変の影響による時系列の変化の整理整頓をしておかないと混乱しやすくなるので、時系列ごとの情報の点検が必要となります。

 

 

 

 

『ドラゴンボール』の「人造人間・セル編」や「ザマス編」と比べ、『火の鳥・大地編』の場合、マリアの語ったことと、三田村要造がこれから語ることを合わせると15の時系列があるので少し手間取りますが。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…綴りながら思うと、火の鳥の願い「命を正しく使う」ことができないならば…

 

 

…もし人間の歴史を変えられるとしたら、

人間はサヘラントロプスの段階のまま

700万年生きてきた方が

よかったんじゃないでしょうか?

 

 

 

『火の鳥・未来編』での進化したナメクジの発言の受け売りになってしまいますが、

 

 

サヘラントロプスの段階のままなら、

喜びは少なくインターネットはない代わりに、

金や権力も名声を欲することも無いだけでなく、

いじめも差別も無く、核エネルギーに手を出すことも無く、

喜びが少なく、苦しみも悲しみ多すぎるのだから、

悲劇や悪夢も殆どなくなる分、幸せなのかな…と

 

 

 

 

 

 

 

 

『火の鳥』の「未来側」の多くの物語の結末だけでなく、『ライブアライブ』のハルマゲドンエンドは、オルステッドと比べたら私は弱い剣士ですが、憎しみというものを甘く見る人間への警鐘でもあり、生きることの難しさと、いじめや差別を止める努力をしない人間に対する、「仁義礼智信」と「惻隠の情」を重んじ続け我々に訴え続けている時田貴司氏の憂いを感じ取ることはできます。