私のブログも投稿開始から1年が経ちますが、この一年で剣道や『遊戯王』、『六三四の剣』、『フロントミッション3』や手塚治虫先生の漫画の事を主に語っていますが、ここ1年間で民主主義について真剣に考えざるを得ない事態が多くなり、


民主主義ではいかなる理由があっても、
力による行動はプラスにならないということを忘れ、
自分で正義を語る人間など、絶対に信用できない傾向が高まっています。









『銀河英雄伝説』の物語の発端は、「13日戦争」で、今の世の中の状況を田中芳樹はある程度予見し、今の日本をどう思っているかが気にもなってしまいます。



政治の腐敗とは、政治家が賄賂をとることじゃない。
それは個人の腐敗であるにすぎない。
政治家が賄賂をとっても
それを批判することが出来ない状態を政治の腐敗というんだ

軍事クーデターのメンバーに、ヤンが「政治の腐敗」について語ったこと。
どちらも政治の腐敗であることには変わりない。
しかし大小を付けるとするならば、言うとおりだろう。
また政治家の賄賂とは、政治家同士でするものではない。
賄賂は残念ながら民衆が行う。
企業であれ、個人であれ、民衆であることには変わりない。
政治家が受け取らなければ良いのだが、人である以上ゼロには出来ない。
それを監視する、もしくは監視できる状態は確保しなければいけない。
結局政治腐敗の原因は、どこにあるのだろうか?




思うのは自由だが、言うのは必ずしも自由じゃないのさ

自分の心の内を話さないヤンが語ったこと。
例えば、相手を罵りたいと思うことは自由である。
しかし、相手に罵る言葉をぶつけると言うのは自由ではない
それに対する問題が発生する。
力が強い人は、この点が理解できていないことが多い






民主主義の制度はまちがっておらん。
問題は、制度と、それをささえる精神が乖離していることだ

堕落していく同盟の民主主義に対して、ビュコック提督が語ったこと。
制度が間違っていなくても、悪用することは可能である
また民主主義は個人の力に頼らずに、みんなで考える必要がある
その考えるという面倒くささを放棄した時、堕落が始まっていく
国民の堕落により、政治の腐敗が始まる
政治の腐敗により、国民が堕落していく
どちらが正解だろうか?あるいはどちらも正解なのか?





 
同盟は独裁国となって存在するより、
民主国家として滅びるべきだろう。

同盟軍の宇宙艦隊司令長官であるビュコックが語ったこと。
帝国という独裁国家のアンチテーゼとして生まれた自由惑星同盟。
そして民主国家であることを、建国からのほこりとしている。
しかし長く続く組織に「腐敗」は付き物。
それは民主国家としての同盟とて避けられなかった

しかし民主主義が腐敗したからといって、力による打倒が正しいのだろうか?
正しい行いを正すためなら、間違ったことをしても許されるのか?
これに対する絶対的な正解は、永久に生まれることはないだろう。






「夢の大小はともかく、弱い奴は、いや、弱さに甘んじる奴は、おれは軽蔑する自分の正当な権利を主張しない者は、他人の正当な権利が侵害されるとき共犯の役割をはたす。そんな奴らを好きになれるわけがない」 というラインハルトの名言、弱いままでいちゃダメなんだという警鐘であり、他者を顧みる心の強さを得ることは大事な事である、というラインハルトの過去に起因した重い言葉です。

制度が間違っていなくても、悪用することは可能で、民主主義は個人の力に頼らずに、みんなで考える必要があるという一長一短であるからこそ、その考えるという面倒くささを放棄した時、堕落が始まっていくのを抑えるために、剣道とは民主主義を真剣に考えるための武道でもある、と私は想うこともあります。















あいつらは今日の地位を自分自身の努力で獲得したのじゃない…権力と財産を、ただ血がつながっていると言うだけで親から相続して、それを恥じらいもしない恥知らずどもだ。あんな奴らに支配されるために、宇宙は存在するんじゃない 」

ラインハルトの発言。日本だけでなくロシア、アメリカや北朝鮮をはじめとした今の世界の政治屋に対する非難をしていますね。
ここにラインハルトの魅力があると思いますし、スクウェア・エニックスの『ロマンシングサガ2』に影響を与えたと捉えることができます。




※今回は「銀河英雄伝説」の名言まとめました、から一部引用しています