私が池田秀一という声優について語ると、私は『フロントミッション3』や『女神転生』シリーズが好きということもあって、ガンダムでも『機動戦士ガンダムAGE』や『機動武闘伝Gガンダム』、劇場版『機動戦士Zガンダム』や「SDガンダム」が好きですので、『機動戦士Zガンダム』でのキャスバルの台詞である「(ミネバを)偏見の塊に育てるな」とハマーンを非難した場面が印象に残っているからこそ、
悲しい事に、私は、今の池田秀一が好きになれない。
池田秀一は「SDガンダム」は好みでは無いと発言していますが、「ガンダム」は『機動戦士ガンダムAGE』や『機動武闘伝Gガンダム』や「SDガンダム」のように子供向けに作った方が逆に大人でも考えさせられる内容となるからこそ良質ですし、池田秀一とはある意味真逆と言える中尾隆聖氏のほうは昔はあまり好きではなかったとはいえ、『ドラゴンボール』のフリーザや『冒険王ビィト』の魔賓館館長シャギーや『タイニー・トゥーンズ』のバスター・バニーのような愛嬌のある敵役や主人公を難無く演じる気さくさがあり、中尾隆聖氏は今では好きな声優となっています。
20年近く前から池田秀一は『ONE PIECE』では今でも「赤髭のシャンクス」を担当しているとはいえ、私は『聖闘士星矢』での蠍座のミロが好きだからこそ、最近の池田秀一が担当する悪役はとにかく共感できない。
特に『機動戦士ガンダムUC』のフル・フロンタル、スクウェア・エニックスの『フロントミッション1ST』のドリスコル、アトラスの『ペルソナ5』の獅童正義といった、主人公や主人公の知人に対して度が過ぎる悪意に満ちた干渉をする展開は、憎悪と敵愾心を呼びさますだけで、社会的弱者や障害を持っている人々に対して冷たい悪役が多く、自分自身の弱さを認めることができず、卑しくて冷たくて愚かで醜い心の悪役が悪い意味で印象に残ります。
1.「不幸ぶっている」フル・フロンタル
先ず、『機動戦士ガンダムUC』でのフル・フロンタルは池田秀一の「フロンタルが可哀そうです」と言っただけで福井晴敏はあっさりフロンタルが安寧に逝く展開にしたそうですが、『機動戦士ガンダムUC』は「マリーダの過去やアンジェロの過去が酷すぎて不快感抱くだけ」という陰湿な物語である上に、『機動戦士ガンダムNT』でもゾルタンの過去がマリーダ達プル姉妹やアンジェロやシーマと同じくらい酷すぎて、フロンタルの事は「フロンタルってどこが可哀そうなの?原型をとどめたままあの世に逝けるなんてずる過ぎる。フロンタルなんかよりも、人間の醜い心に振り回され、人として生きられないマリーダ達プル姉妹は生きたまま焼かれて命を奪われ、酷すぎですし、アンジェロも悲惨すぎる」という気持ちしか沸きませんし、軍国主義者・福井晴敏が「マリーダ達プル姉妹やアンジェロたち障害を持っている人や社会的弱者=悪意の象徴」というネガティブキャンペーンをしたいだけにしか思えませんでした。
2.「卑劣なのに優遇されすぎ」ドリスコル
次に、『フロントミッション1ST』のドリスコルに関しても優遇されすぎて、とにかく嫌いです。『ロードオブヴァーミリオンⅢ』での優遇ぶりは異常で、しかも「ゼニスV」が参戦しないし、『フロントミッション3』の「112式法春」や「克黒0型」も参戦しないという金と権力に心が支配された愚者が優遇したとしか思えない設定で、カレンのファンに対する配慮が微塵も無く『フロントミッション5』のアリーナや『フロントミッション1ST』偏重主義をすぐに思い浮かべてしまい不快なだけでした。
『フロントミッション』シリーズの悪役として有名であるドリスコルは、最終ミッションでの傲慢で怠惰な返答からは「惻隠の心」と「仁義礼智信」を持たず「何も学べない」ことが強調されていますが、「SRPG史上最弱のラスボス」とも言われ、実際やっていることは陰湿で冷酷で、「卑劣な手段」と「偽りの力」が無いと何もできない「弱いラスボス」でしかなく、「惻隠の心」と「仁義礼智信」を精進していく『フロントミッション3』の主人公・武村和輝とは真逆の存在と言えます。
3.「隠れ蓑を着続ける人権侵害政治屋」獅童正義
ドリスコルやフロンタルほどではありませんでしたが、『ペルソナ5』の獅童正義もとにかく不快。
沖縄に苦痛を押し付け、軍国主義へ逆戻りする悪意の腐臭がする安倍晋三や安倍政権の支持者みたいで卑しいだけ。
『偽典・女神転生』では悪魔の猛威が描写されていましたが、『ペルソナ5』の世界が『偽典・女神転生』とはすぐ近くの並行世界という設定であるせいか、悪魔の猛威を語った反動であるかのように、獅童正義と鴨志田の傲慢と怠惰ゆえの邪さが生々しくて恐ろしく、あやつらは悪魔に喰われて欲しいと思ってしまう程の不快感しか抱けず、こいつらの同類せいで、『真・女神転生if』では狭間偉出夫が軽子坂高校を魔界へ転送し、『真・女神転生Ⅲ』では氷川に「東京受胎」を引き起こさせた元凶となったとしか私には思えません。
池田秀一は『機動戦士ガンダムUC』ではマリーダに対し、『フロントミッション1ST』ではカレンに対する「惻隠の心」と「仁義礼智信」が無いから、マリーダやカレンのファンに対して無神経で無配慮な今の池田秀一自身が「偏見の塊」になっているのでは?と思ってしまうこともあります。
悲しい事です。
他者を赦すということは、容易い事ではないと痛感せざるを得ません。
今の池田秀一だけでなく、多くの人間にとって、他者とは、弱者とは押し付けと使い捨ての道具でしかないのでしょうか?
金と権力に支配され、沖縄の嘆きを顧みない民意を顧みない卑しい軍国主義者・安倍晋三や安倍政権を支持する腐った政治屋をはじめとした軍国主義の過ちを繰り返そうとする愚者がやらかそうとしているのは、
国民を綺麗事で騙して
改憲させることで、
剣道の尊さを理解できない愚者を増やし、
人権侵害しかできない米軍の真似事でしかない他者を蹴落とす汚い心を満たすことで日本を破滅させようとしていておぞましい。
『フロントミッション1ST』のように「平和」という言葉を隠れ蓑にして、弱者に苦痛を押し付け使い捨てにし続け、「平和」という言葉を汚している過ちに気付けないから、憎悪と敵愾心を真剣に理解することができず、「惻隠の心」と「仁義礼智信」も理解できないから何も救いうことなどできないんじゃないかとさえ思ってしまいます。
仁:思いやり
義:人としての道を踏み外さない
礼:礼儀作法を守ること
智:正しい判断・知恵
信:信頼・誠実
惻隠(そくいん)の情:
「弱者、敗者、虐げられた者への思いやりと共感」という意味で、
「人を思いやる心」
手塚治虫先生の戒め
「基本的人権を虚仮(こけ)にしてはならない」
「戦争や災害の被害者を虚仮にしてはならない」
「特定の職業を虚仮にしてはならない」
「国民や社会的弱者を虚仮にしてはならない」
「作家は権力の側に立ってはならない」