3月21日(木)まで所属剣友会での剣道稽古を行う体育館は、卒業式の練習で使うことができないため、昨日と今日は帰宅後や早朝に、着装している防具の手入れと、剣道着や剣道袴の洗濯をし、剣道袴は袴板が割れないようタオルケットなどで丁寧に包み、直射日光が当たらないよう気をつけながら数日掛けて行っています。
剣道稽古で着用している防具は、胴には「プロメンテ」をティッシュに噴射して気長に丁寧に磨き、面と小手と垂は「紺革保革オイル」を塗り、以前剣道にて時折「堅守後攻」、理想は「絶対先攻」で綴った前置きを思い出しながら、毎回の稽古で身体を守り、心を穏やかに美しく優しく精進する心の力を高め、私と友に「克己忍耐」をし続ける防具に対して「惻隠の心」と「仁義礼智信」と敬意を込めながら、数回に分けて手入れをしています。

仁:思いやり
義:人としての道を踏み外さない
礼:礼儀作法を守ること
智:正しい判断・知恵
信:信頼・誠実
惻隠(そくいん)の情:
「弱者、敗者、虐げられた者への思いやりと共感」という意味で、
「人を思いやる心」
ここからは余談ですが、『フロントミッション3』のシステム面で『フロントミッション5』に受け継がれた「ヴァンツァーを強くし、最後まで大切にし続けることができる」事は、今では『フロントミッション3』が『フロントミッション5』の続きでもあることを意識させるだけでなく、剣道防具や大鎧やマクシミリアン式甲冑などの鎧兜を手入れをし、長持ちさせ続ける要素と共通する「他者も物も軽んじることなく真摯な敬意をもって大切にする」事であり、その点が『フロントミッション3』のシステム面で特に好かれ支持されている美点であると思われます(『ガンハザード』でもヴァンツァーのHPを高めるために熟練度が設定されていますが、こちらはある程度「克己忍耐」を少し問われるシステムとなっています)。

直されている途中のゼニス。