金沢1泊2日旅行と南房総1日旅行の計3日の疲れが月曜日から今日まで3日間、断続的に出てしまっていますが、久々に少し『女神転生』シリーズ絡みの投稿をします。




私自身『女神転生』シリーズ絡みで購入した本は攻略本が主体ですが、『デジタルデビルサーガ アバタールチューナー』の原案小説版である五代ゆうの『クォンタム・デビルサーガ アバタール・チューナー』全5巻(早川書房刊)が特に好きで、吟味する感じで『女神転生』シリーズの小説版は図書館で借りて読むことが多いのですが、今回は『偽典・女神転生』『真・女神転生Ⅱ』、サービス終了した『真・女神転生IMAGINE』の「チェイン・オブ・カース」で語られている「国津神と天津神の確執」についてより把握しておきたいと思い、『水木しげるの古代出雲』を図書館で借りて読み(『ペルソナ4』とも関係する要素もあります)、少しだけ紹介する形になります。







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スクナヒコナとオオクニヌシ。
水木しげる氏が描いたオオクニヌシは、金子一馬氏が描いた「日本版クー・フーリン」という要素はあまり感じられません。


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『ゲゲゲの鬼太郎』の目玉おやじをリスペクトしている場面であり、『真・女神転生IMAGINE』の「チェイン・オブ・カース」を連想してしまいました。




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『真・女神転生 ストレンジジャーニー』ではセクター・デルファイナスでエネミーサーチすると遭遇できるイナバシロウサギ

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イナバシロウサギも「悪魔」である、というのが視覚的に理解できると同時に『真・女神転生 ストレンジジャーニー』での特殊会話と関わっている場面です(『デビルサマナー ソウルハッカーズ』での満月時の「月夜の餅つき」の威力も脅威ですが…)。


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怒りのアマテラス、心底反省するスサノオ。
これはある意味、『真・女神転生 ストレンジジャーニー』でのリラクゼスプレー使用時の「一度は許しても、二度は許さない…。それが、私のルール」
と、いう事に通じるものが在ります。

アマテラスに「メギドラ」で攻撃されないだけマシなのかもしれません。
水木しげる氏のアマテラスの描き方はやや厳しめで、『真・女神転生IMAGINE』でリユニオンを繰り返し、御魂合体し更にリユニオンし続けたアマテラスは大抵の悪魔から見たらこういう感じなのかもしれません





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水木しげる氏が描いたタケミカヅチも、アマテラスと同じく厳しめに描かれており、金子一馬氏や村上もとか氏が描いたタケミカヅチと比べると(『女神転生』シリーズで言う)少し「悪魔」としての要素が感じ取れます(『真・女神転生IMAGINE』では悪魔合体で仲魔にしやすく頼もしかった分、「シブチカ」では手強い、というのも納得できました)。


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水木しげる氏が描いたタケミナカタは、金子一馬氏と比べて愛嬌がある感じに描かれています。




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惻隠の心」と「」の大切さも『水木しげるの古代出雲』では示唆されており、『女神転生』シリーズや『地獄先生ぬ~べ~』とも共通する問題提起です。






仁:思いやり
義:人としての道を踏み外さない
礼:礼儀作法を守ること
智:正しい判断・知恵
信:信頼・誠実








惻隠(そくいん)の情
「弱者、敗者、虐げられた者への思いやりと共感」という意味で、
「人を思いやる心」





おまけ


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『ゲゲゲの鬼太郎』での「ねずみ男」が、スターシステム的に「クエビコの神」として登場しています。
アニメ版『ゲゲゲの鬼太郎』第6期での「ねずみ男」の担当声優は、アニメ版『地獄先生ぬ~べ~』の「細川美樹」の担当声優と『機動警察パトレイバー』で共演していて、「ねずみ男」も「細川美樹」も「トリックスター」という立ち位置であるため、少し考えさせられます。






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