先週は剣道稽古を体調を崩してしまって休んでしまいましたが、今日は万全な状態で、かつ心も落ち着いた状態で所属剣友会の剣道稽古に参加できました。
今日の剣道稽古は「一足一刀」を意識した足さばきを意識した稽古が主軸となり、いきなり攻め込む攻めは行わずに自分なりの間合いを考えたり、相手の心を動かすための動き・足さばきを考えることができました。
16時10分頃から廻り稽古となり私は「一足一刀」と主に相面を打ち、時折小手・胴を打つことにし、16時30分頃から「切り返し→面打ち4本→小手打ち3本→小手面打ち3本→面打ち引き面3回」を3セット行い、可能な限り急ぎつつも丁寧に行うことを意識しましたので3セット目で疲労が出始め、その後の早素振り50本のあたりから疲労の影響が強くなり、「面引き面→面引き小手→面引き胴→前進15本後進15本の切り返し30本」で判断力が低下して2セット目で先生の判断で休憩した方が良いという状態になってしまう結果となり、稽古終了の礼で整列のために並ぶまでの短い時間(およそ2~3分)、風邪・インフルエンザ対策のため、のどと口の中をスポーツゼリーで潤す羽目になってしまいました。
高段位の先生曰く、剣道稽古で疲労することにも意義はあるとのことで、体調管理も必要であるのでその均衡を考えることも、剣道で高段位を目指すうえではその見極めも必要となる、と想うことができました。
仁:思いやり
義:人としての道を踏み外さない
礼:礼儀作法を守ること
智:正しい判断・知恵
信:信頼・誠実
村上もとか先生の『六三四の剣』が好かれる理由のうちの1つは、主人公である夏木六三四の心の成長を通して仁義礼智信を学ぶことについて考えることができるからであり、手塚治虫先生の「基本的人権を虚仮(こけ)にしてはならない」、「戦争や災害の被害者を虚仮にしてはならない」、「特定の職業を虚仮にしてはならない」、「国民や社会的弱者を虚仮にしてはならない」、「作家は権力の側に立ってはならない」という「惻隠の心」と共通する持戒を村上もとか先生も守っているから好かれる漫画家であるのだと思います。
惻隠(そくいん)の情:
「弱者、敗者、虐げられた者への思いやりと共感」という意味で、
「人を思いやる心」
今年の風邪やインフルエンザは手ごわく、剣道とウィルス、という組み合わせで私が物事を連想してしまうと、『デジタルモンスター』での「コテモン」というデータ種の成長期デジモンと「ガイオウモン」というウィルス種の究極体デジモンを絡めてしまうこともあります。