スクウェア・エニックスのシュミレーションRPG『front mission 3(フロントミッションサード)』が心の奥底から好き、という方は出来れば拡散お願いしますm(__)m
今年は「フロントミッション」シリーズ新作『LEFT ALIVE(レフトアライヴ)』が2月末に発売予定となり、『フロントミッション3』が発売されて9月2日でついに20周年を迎え、同じ日に発売25周年を迎える『LIVE A LIVE(ライブアライブ)』ほどではないとはいえ、静かに穏やかに祝い、可能であれば各々で少しでも盛り上げたい、と想い、今回の記事を綴ることにしました。
『フロントミッションシリーズ ガンハザード』と同じヒーロー作品調のストーリーラインであり「フロントミッション本史」では異色がゆえにユーザーの間で激しく賛否が分かれ、 好き嫌いの差は、おそらくシリーズ最大ですが、
HAS HUMANITY LEARNED NOTHING
人類は何かを学んだのか
『LEFT ALIVE』2017年トレーラーより
『フロントミッション3』のタイトル場面での文章は「人類の負の普遍性」と「人間の存在価値への疑問」を我々に問いかけていますが、それだけでなく、もう1つの全面的に描かれたテーマは「愛」であり、恋愛も含むそれ以外の家族愛、友情、などさまざまな人間関係の中の絆のすべての愛をテーマとしたストーリーであるからこそ、エマ編は主人公とラスボスの関係にはアリサ編との違いを感じやすく、その熱いストーリー、明確なテーマ性、優れた演出から非常に人気が高く、感動したというプレイヤーも多い。
シナリオ自体も、些か説明不足であったり演出がわかりにくかったりする点は否めないものの、『フロントミッション5』の事実上続編と言える設定や伏線、エマ編とアリサ編を両方進めることで見えてくる心理背景は巧妙かつ緻密に練られており、積極的に考察・理解しようとするプレイヤーからの評価は非常に高く、設定資料集も出版されました。
プレイの際には主人公に感情移入するというより、剣道の面手拭などで書かれた言葉である「克己忍耐」を意識し、「心の成長・心の進化」見守るような視点でプレイするとより良いかも知れない。(感情移入すると、若さゆえに突然感情を爆発させるメインキャラクターたちについていけないかもしれない)
「(当時はわからなかったが)自分が大人になってからプレイし直してみるととても感動した」という評価も少なくない。
「(当時はわからなかったが)自分が大人になってからプレイし直してみるととても感動した」という評価も少なくない。
乗り越えた先に辿り着く、エマ編終盤での説得セリフの熱さから、エマ編の武村和輝こそ「フロントミッションシリーズ」の真の主人公と言われることもあるようで、 エマ編のエンディングは物語を充分やり込んだプレイヤーにとっては涙腺崩壊する人もいると想いますし、また『重装機兵レイノス』への原点回帰を目指したことで『ガンハザード』が好きな人でもとっつきやすい作りになっているため、プレイしてみる価値は十二分にあるとおもいます。
112式法春がゼニスに近い造形であるのも、レイヴンやブルータルウルフとは対照的な雰囲気を醸し出しているのも、『フロントミッション3』がもつ魅力の1つだと想います。