こんばんは。
昨日は『火の鳥 鳳凰編』の2人の主人公である我王と茜丸の事を思い出しながらブログを綴りましたが、『火の鳥 鳳凰編』は今年の夏で連載開始から50年が経つのに気付きました。
それに因み、今日は「今年で〇周年」となる創作を自分なりに少し挙げることにし、『火の鳥』絡みの話も少しします。
漫画関係では、『遊戯王OCG』の「水精鱗と海皇」の元ネタでもある『海のトリトン(連載時のタイトルは青いトリトン)』も連載開始から50年ですし、去年は『遊戯王』や『マジンガーZ』や『ドラゴンボール』が連載されていた『週刊少年ジャンプ』が創刊50周年を迎え、『ブラックジャック』や『キューティーハニー』や『いろはにほう作』が連載されていた『週刊少年チャンピオン』も今年の夏に創刊50周年を迎えることになります。
すなわち、今年は『聖闘士星矢』が連載された『ジャンプ』も『チャンピオン』も半世紀以上刊行され続けたということになります。
今年の9月2日はスクウェア・エニックスのRPG『LIVE ALIVE』は発売から25周年、シュミレーションRPG『フロントミッション3』は発売から20周年となりますので、『LIVE ALIVE』も『フロントミッション3』も「仁義礼智信」の重みと尊さを真摯に訴えており、2作とも手塚治虫への敬意が込められた内容の物語ですので、私の好きな創作絡みではめでたい年のようです。
仁:思いやり
義:人としての道を踏み外さない
礼:礼儀作法を守ること
智:正しい判断・知恵
信:信頼・誠実
『火の鳥 鳳凰編』について2日間語りましたが、『火の鳥 生命編』のほうも怖い場面や描写・展開が存在しますが、私が「生命編」について語ると、クローンを作ることは良いことなのか悪いことなのかは今後どうなるのかは分からないが、少なくとも人間の勝手な都合や邪な欲望が入り込んできた時、いけないのは分かるし、クローンであっても確かな命も心もありますので、命を生み出す訳だからそこの覚悟や責任を持たなければいけません。
私が『ガンダムトライエイジ』に課金するのを止めたのは、『機動戦士ガンダムUC』も『機動戦士ガンダムサンダーボルト』も障害を持っている人々をはじめとする社会的弱者に対して無神経で無配慮なため、手塚治虫に対する敬意が微塵も含まれていないからですし、今の世の中を見ていると、「惻隠の情」を持たない「鳳凰編」の悪役・橘諸兄をはじめとする権力欲と支配欲の塊や泥田坊のような障害を持っている人を顧みない愚者によって「我王と茜丸の悲劇」が繰り返され続けると『LIVE ALIVE』の「最終編」や『フロントミッション3』で描かれたことよりも恐ろしい事になるかもしれない、と感じることもあります。
惻隠(そくいん)の情:
「弱者、敗者、虐げられた者への思いやりと共感」という意味で、
「人を思いやる心」
…『火の鳥 鳳凰編・乱世編』の我王も平安京が造られたころには鞍馬山にいたと思われますし、平安京が造られる光景を観た我王は何を思っていたのか、考えさせられます。
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