明けましておめでとうございます。
今日は人生初の剣道稽古に行ってきました。
朝5時30分頃に起床し、7時15分頃に出発、バスを1回乗り継ぎ、8時10分頃に元旦稽古目的地である中学校に到着後、会場となる体育館・控室となる格技場で準備をしてくださっている中学生に挨拶してから着替え始めました。
着替えている最中に、所属剣友会の高段位の先生方も来場し、袴の着付けや胴紐の結び方について思考錯誤していたので助言を聴き、9時に元旦稽古が開始しました。
参加者が100名を超え、準備体操後の竹刀の素振りの際は、その場で大素振り30本、すり足で左右に動きつつ大きく左右斜め振り30本を行ってから、切り返しを4セット、打ち込み稽古4セット、互角稽古を数回行いました。
私の今日の稽古では、高段位の先生から「一足一刀」に関する認識の指摘を受け、先生から叱られ少し怒られましたが、叱られる際は防具を装備した部位を打たれただけですし、注意された私自身の問題点に関しても、「老いていくのだから学生時代の速さ重視の剣道のままでは良くない」という点を示唆しており、先月の昇段審査では「焦り気味で手数が多くなりがち」で不合格になってしまったのもありましたので、「一足一刀」は「打たれる覚悟が必要で、自分から進んで前に動く」、成功するのに5回くらいかかってしまいましたが「一足一刀」を言う通りに行うことができた際、「綺麗な打ちになった」と言われました。
そのため、地稽古の時は「一足一刀」についての見取り稽古も行いつつ、私自身も「一足一刀」の間合いについて、面打ちを何度も行うことで理解力を高める稽古が中心となりました。
11時過ぎに元旦稽古が終了し、参加者全員での集合写真の撮影後、私の「一足一刀」について教えて下さった高段位の先生方に挨拶に行き、私の「一足一刀」の問題点について積極的に教えて下さった先生も、私に対しても丁寧に挨拶して下さり、惻隠の情をもって私の剣道に関して真摯に考えて下さった、と想いました。
惻隠(そくいん)の情:
「弱者、敗者、虐げられた者への思いやりと共感」という意味で、
「人を思いやる心」
初詣は元旦は混むので、昨日のうちに鎌倉の鶴岡八幡宮に行き、鶴岡八幡宮付近の「侍気分」の「足利尊氏・直義兄弟ポーチ」も購入できたこともあり、元旦からの剣道稽古に興味をもっていましたので今日の剣道稽古に参加したのは正解でした。

仁:思いやり
義:人としての道を踏み外さない
礼:礼儀作法を守ること
智:正しい判断・知恵
信:信頼・誠実
