発売日から1日遅れで「ビッグコミック」連載中の今回の『デビルマンサーガ』を読み終えて、




永井豪先生もついにジンメンを
“ザーフトラ”絡めてきたか!




と最終ページを見て少し喜びました。





『デビルマンサーガ』の設定の1つである「悪魔の鎧(デーモン・アーマー)」は生きている鎧にして強大な力を持つ存在であり、異世界から何らかの理由で現れたという要素が、『マジンサーガ』のマジンガーの設定とある程度の類似性を持ち、『遊戯王OCG』の「DT世界」の水属性・儀式召喚主体の「影霊衣(ネクロス)」をも私は連想します。






元々私はデビルマンシリーズにおいて、ジンメンは『フロントミッション』のドリスコルと性格面で陰湿さが共通しているので、永井豪先生が原作という立ち位置での漫画版『マジンカイザーSKL』での機械獣「バルバラD2」のモチーフが、『デビルマン』でのジンメンと『マジンガーZ』の機械獣「グロゴスG5」を組み合わせたという情報は事前に知っていたためか、永井豪先生がフロントミッションシリーズの事を風の噂で知っていてもあまり違和感は無いと思っていましたので、『マジンガーZ』で「マジンガーZで神にも悪魔にもなれる」という兜十蔵博士の発言もありましたし、フロントミッションシリーズも『マジンガーZ』の系譜であり『魔王ダンテ』の系譜でもあるので、永井豪先生もフロントミッションシリーズからついに逆輸入したんだなー、と感心しました。





仁:思いやり
義:人としての道を踏み外さない
礼:礼儀作法を守ること
智:正しい判断・知恵
信:信頼・誠実






私は『マジンガー』の兜甲児もマジンカイザーも好きですし、『フロントミッション3』の武村和輝もゼニスも法春も好きですから、剣道では負け続けても好きな反面、『デビルマン』のジンメンのようなやり方は美しくないし、『フロントミッション』の力の無い弱者に対してしか力を振るうことしかできない「惻隠の情」を微塵も持たないドリスコルが『フロントミッション5』や『ロードオブヴァーミリオン3』のように優遇されすぎるのに対して私は不快感を示すのは自然なことなのかもしれません。






「惻隠(そくいん)の情」とは「弱者、敗者、虐げられた者への思いやりと共感」という意味で、「人を思いやる心」