今日の投稿は、「言葉の順番を変えるだけで、意味が変わる」ということが分かりやすい表現をタイトルにしました。
仁:思いやり
義:人としての道を踏み外さない
礼:礼儀作法を守ること
智:正しい判断・知恵
信:信頼・誠実
「惻隠(そくいん)の情」とは「弱者、敗者、虐げられた者への思いやりと共感」という意味で、「人を思いやる心」
ガンダムシリーズでのオカルトについての例えに、「寿司のワサビ」と「ワサビの寿司」の違いというのがあり、「寿司のワサビ」は『機動武闘伝Gガンダム』や『機動戦士ガンダムAGE』といった子供向けのガンダムを示唆しているのに対し、「ワサビの寿司」は品性が無さ過ぎる『機動戦士ガンダムUC』や『機動戦士ガンダム サンダーボルト』のことを指しており、「なるほど、確かにあてはまる」と納得できました。
すなわち、
「寿司のワサビ」
量が少ないからこそ良いものであり、メリハリがつくものであり、多すぎると毒になるもの。
それに対し、
「ワサビの寿司」
多すぎるのが明確で、食べ物や命を軽んじていること、言い換えれば冷たい心の表れであり、他者を真摯に顧みる仏心が微塵も無い事。
創作も現実世界も「ワサビの寿司」ばかり作って他の人に無理やり食べさせるのを強要することを繰り返すだけで食べ物や命を軽んじ、他者を真摯に顧みる心が微塵も無い愚者が多く、「ワサビの寿司」だらけの世界になってしまったら、手塚治虫の『人間ども集まれ!』の終盤の展開や『半熟英雄4』の「最初のエッグママ」に嫌われてしまう結末へと進む羽目になります。
私が全体的に好きな『フロントミッション』シリーズでこの例えを語ると、『重装機兵レイノス』が『フロントミッション』シリーズの始祖だと解釈した場合、剣道の基礎を大切にする姿勢と共通する『フロントミッション3』や『フロントミッションシリーズ ガンハザード』は「寿司のワサビ」ですが、『フロントミッション ドッグライフ&ドッグスタイル』や悲惨な目に遭った人物のファンへの敬意が全く感じられない『フロントミッション1ST』だけリメイクした2007年頃の「1ST偏重主義」に対しては『LEFT ALIVE』発表後の今でも「ワサビの寿司」だと感じます。
「寿司のワサビ」も剣道も、相手を真摯に思いやってこそ成り立つものです。
打って反省、打たれて感謝
人に教えることは自分が学ぶこと