多忙な日々が多くとも、朝起きて体調が今一つの日でも、
剣道防具を装備し、剣道をしていると心が落ち着きます

私にとって剣道防具も大鎧も、身体を守るだけでなく、
心を普段以上に美しく優しく穏やかにしてくれる頼もしい存在です












昨日は野外イベントでの出勤のため、剣道稽古ができず、第66回全日本剣道選手権大会もYOUTUBEで動画を後に見る結果になってしまったものの、今日は9時から12時頃まで剣道稽古に行き、日本剣道形では足の歩幅の再確認防具装備での剣道稽古でも足の歩幅の再確認と足さばきや「攻めの一歩・打ちの一歩」について深く確実に、正中線についてより詳しく学び、高段位の剣士の方の試合での正中線上の確保についての見取り稽古をし、YOUTUBE上の動画以外で実践できた日となりました。



剣道での駆け引きに関して相手が「面あるいは小手」のどちらかという制約であったといえど、高段者の剣士が相手になると打たれたり失敗することも多々ありますが、こういう時こそ剣道防具の有難さを特に感じますし打たれる側も打つ側も他者に対する真摯な慈悲と敬意を持ってこそ、「克己忍耐」と「勇猛果敢」の形成を促し、「優美」な「和魂」へと昇華精進への道は大きく啓かれる、と私は信じています。


私の「堅守後攻」になりがちな「守り」主体の思考を徐々に改善し、良い意味での「手加減なしで本気で対峙する」意識をより高め、相手を選べない状況である試合や絶対先攻の意思を要求されることが多い昇段審査の実技に挑む勇気を今以上に高めることが、剣道における今の私の課題である、ということになります。