昨日は買い物途中、「MODEROID マジンカイザー刃皇」を見かけ、剣士のような、気品ある優雅な姿が描かれたイラストに、剣道が好きなのもあって魅入られてしまいました。
 
 
 
 
 
 
マジンカイザー刃皇」とは、巨大な斬魔刀(ざんばとう)を背負った鎧の魔神であり、プラキットシリーズMODEROID<モデロイド>で展開する新たな「マジンカイザー」ワールドに登場する「マジンガー」とのことです。
 
 
 
 
 
 
タイトルを『見目は「魔王」、心は「魔神」』としたのは、外見のモチーフは『バイオレンスジャック』に登場する「銅磨高虎」こと「スラムキング」であると言われており、彼は信州の名門・銅磨家の当主にて、身長200cm・鎧を含む体重300kg以上。関東の魔王と呼ばれている。生まれつき異常なほどの筋力を持ち、常に力を外へ逃がさないと自身の骨を締め付けてしまう体質のため、特別に重く作ってある鋼鉄の鎧兜を常にまとっている、『バイオレンスジャック』の悪役(敵役という解釈もできるかもしれません)です。
また、タイトルの『心は「魔神」』という部分は、兜十蔵曰く、甲児にマジンガーZを与え「お前は神にも悪魔にもなれる」と言い、マジンカイザーについては「神をも越え、悪魔すら倒せる」ということを意識しました。
 
 
 
「マジンカイザー刃皇」の外見のもう1つの特は、「和」や「雅」を意識したと強く感じられる部分は「口元」です。
 
 
Zマジンガー』に登場する「Z神(ゼウス)」の「顔が表皮で覆われて人間のような表情があり、目には瞳もあった」という設定を意識しているのかもしれませんし、『Zマジンガー』の設定によりますと、「機械神」は機械の身体を持つ地球とは別の次元の機械生命体で、人間と同じような姿をしているために、元は人間のような生命体であったが優れた科学力を用いて改造、もしくは進化したと考えられている、とのことで、「Z神(ゼウス)」は「頭部にあるコクピットにサイボーグ化されたような精神体」で、同時期に初登場した元々の「マジンカイザー」も「Z神(ゼウス)」同様強い自我を持っており、「魔」「神」「Z」の3モードを搭載しているため、「魔」モードは悪のマジンガーの存在を感知した際自動で起動し、カイザーパイルダー無しでも自動操縦で戦うことができるという設定とのことです。
 
 
 
 
 
 
 
 
「マジンカイザー刃皇」の事を書いているうちに思ったことは、「獣の如き格闘技で敵を圧倒する、怒れる魔神皇帝」である「MODEROID マジンカイザーライガ」も見て、「マジンカイザーライガ」は「獣神ライガー」が好きな『半熟英雄』シリーズや『LIVE ALIVE』、『ファイナルファンタジーⅣ』に関わった時田貴司殿が喜びそうと思ってしまい、「スクウェア・エニックス」のゲームに登場するメカ関係で例えると「マジンカイザー刃皇」が『フロントミッション』シリーズの「112式法春」(搭乗者は武村和輝)、「マジンカイザーライガ」は『LIVE ALIVE』の「ブリキ大王」(搭乗者は田所晃)に相当するのかもしれません。
 
 
『フロントミッション3』本編には剣型のハンドロッドである「グレイトセイバー」が登場しないため、「112式法春」に「グレイトセイバー」を装備させられないのが悲しいですが、リメイク版では「グレイトセイバー」も実装して欲しいと願っています。