明日は仕事があるため剣道稽古の参加が難しい体調ですので、気晴らしに他の方のブログである、
にて『ポケットモンスターSPECIAL ORAS編』の感想があったので読むことにし、ここでのレックウザの件は、ミロカロスやトゲキッスが好きな私には『フロントミッション』シリーズや『LIVE A LIVE』にも通じる要素もあり、「エピソードデルタ」本編もこういう描写ならもっと良くなっていた、と言われるのも納得です。
ヒガナの発言はより重々しく、特に
「ぜんぜん、わびてないよね。自分の背負った罪を減らしたくて、許してほしいだけ」
「『うずもれのとう』の時と同じだ。何も変わっていない。傷つき壊れるものがあったとしても、自分たちの選択が地方にとって星にとっての安全であり安心であると信じて疑ってない。あんたたちは・・・想像力が、足りないよ・・・」
展開が異なるとはいえ、同じ非難する言葉でもあるのですが、一方でヒガナ自身に向けた言葉でもあるためか、重々しくなり、『ポケスペ』でのヒガナが現実世界の人間に対してこの言葉で非難しても、我々は安易にすぐ反論せず一考してから反論する必要はあると思います。
「ぜんぜん、わびてないよね。自分の背負った罪を減らしたくて、許してほしいだけ」は『フロントミッション1ST』のロイドもナタリーに対して、こう非難して欲しかったという私自身の心の弱さも否定できないし(バナージと、呪われて生まれたマリーダ達プル姉妹やアンジェロ以外の、『機動戦士ガンダムUC』の登場人物全員に対しても私はこの台詞を言いたい)、「何も変わっていない。傷つき壊れるものがあったとしても、自分たちの選択が地方にとって星にとっての安全であり安心であると信じて疑ってない」のほうは、『フロントミッション3』に通じる重苦しさも在りますし、『ポケモン』と『フロントミッション』シリーズに共通するのは、人間という他の動物と比べて異質な生き物であるということについての深く重い問いかけのようにも感じ取れます。