今日の剣道稽古は稽古先が運動会が行われるため、休みの日になってしまいましたので、遊戯王OCGで気になったことを綴ることにしました。
DT世界・竜剣士物語・星遺物物語のいずれもが、(3つの物語が広い意味での「端末世界」であることを示唆するかのように)、第4弾となる話では「七つの大罪」を由来とするカテゴリのモンスター達が正式登場するという共通点を持っています。
DT世界では、主にコンピューター用語が用いられており、「魔轟神」が登場し、シンクロモンスターの「魔轟神」や「魔轟神獣」と共に描かれている「魔轟鬼」達には「七つの大罪」を由来とする名を持っています。また、「インヴェルズ・オリジン」というリンクモンスターは「光属性の悪魔族」であり「ヴェルズ」が「魔轟神」の仮面のように描かれたイラストでもあることから、「魔轟神ミーズトージ」が禁呪に手を出して失脚したという設定に深く関わる可能性が高く、同時に「ヴェルズ」の設定には「感染」という「アモルファージ」に近い要素や、「潜り込む」という印象が強い「トロイメア」も悪魔族で「魔轟神」の多くが持つ「手札を捨てる」という効果との相性が良い「誘う者たち」でもあります。
竜剣士物語では、主にコンピューター関係では「VFD」や第2部で登場するフィールド魔法のアルファベットを登場弾順に並べると「FPS」となる等、画面に表示される情報と関わる言葉が登場し、ベクタ形式を名前の由来とする「竜魔王」が率いる竜魔族である「アモルファージ」は「八つの枢要罪」由来とする名を持っています。「八つの枢要罪」は「七つの大罪」の原型であり、「憂鬱・虚飾」と「嫉妬」の大罪に関する点で異なる解釈を由来とする影響なのか、「アモルファージ」モンスターのモンスター効果は「魔轟神」シンクロモンスターや「トロイメア」モンスターとの相性は悪い効果になっています。
星遺物物語では音響・音楽関係の言葉が多く、「七つの大罪」が由来となるのは「トロイメア」モンスターで、「トロイの木馬」とよばれるコンピューターウィルスを連想させる存在であり、悪魔族でありながらイラストからは悪魔族には見えず「魔轟神獣」を連想させる「七つの大罪」と関連付けられる幻獣達で、彼らの顔には音楽用語に関する記号が目を隠すように配置されているのが特徴でもあり、「トロイメア」と「機界騎士」の関係は「ヴェルズ」と「ヴァイロン」との関係に近いものが在ります。
「魔轟神」「アモルファージ」「トロイメア」、いずれもが多かれ少なかれ「浸食感染」という共通点を持ち、「負の感情が無い」という設定を持つこともある「通常モンスター」がいないカテゴリでもある彼らは我々「人間」の「負の普遍性」でもあり、彼らと物語上で深い関連がある「イビリチュア・プシュケローネ」「虚竜魔王アモルファクターP」「守護竜アガーペイン」の三者は、プシュケーやサイコは「心・精神」、アモル(アモール)やアガペーは「愛」、ペインは「痛み」という意味が名前に含まれており、彼らは「倒してそれで終わりという存在というわけではない」という展開も共通していると思われます。
…私たちの心が欲望を暴走させてはならない、冷たい心になってはならない、と警鐘を鳴らすのかように。
※考察参考情報の関連リンク
遊戯王カードWiki内
魔轟神
アモルファージ
トロイメア
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