「中学生と指導者のための武道・体育シリーズ1 剣道」(ベースボール・マガジン社刊)によりますと、馬場武典氏曰く、「道場」とは「寺院」の別の呼び名にして、「じぶんが一生懸命に勉強する場所」であり、剣道をする者にとって心と体をつくる場なのですから、「人間が立派になるために最大限の努力をする大切で神聖な場所」であるとされています。






この「道場」の本来の意味を踏まえ、そして剣道が好きな私にとって、『ガンダムトライエイジ』というゲームで精神にハンデが在るマリーダをひどい目に遭わせるミッションを「道場」と呼ぶことは仁(思いやり)・義(人としての道を踏み外さない)・礼(礼儀作法を守ること)・智(正しい判断・知恵)・信(信頼・誠実)の欠如としか言いようがなく、この無慈悲で陰湿で忌まわしいミッションが無くなることを願い続けましたが、無くなる様子もないため、精神にハンデが在る人々をはじめとする弱者に対する敬意が微塵も無い『ガンダムトライエイジ』剣道再開の1年前までし続けた、「剣士としてだけでなく人として立派な人間ではなかった」自分自身があまりに愚かで恥ずかしいと今では思っています。