『遊戯王OCG』で好きなのは、デュエルターミナル、竜剣士、星遺物、紫炎と六武衆の各々の物語で、それらの物語に関して考察することも好きなので、今日の話には推測も有ります。

内容の性質上、後日、加筆修正あります。









メタルフォーゼ


私が遊戯王OCGを復帰するきっかけの決定打となったカテゴリです。
第2の端末世界であると思われる「竜剣士物語」に登場する、大都会に住むサイキック族で、メインデッキには現実世界の金属由来の名前を持つ人々と、エクストラデッキのほうは伝説の金属由来の名前のメインデッキ側の人物が装着できる形状となった乗り物を装備した状態のモンスターで構成されています。


メタルフォーゼ・シルバード」が登場している「錬装融合」のイラストから考察すると、空中元素固定装置の設定でも知名度が高い『キューティーハニー』を連想させる構図であり、「如月ハニー」もダイナミックプロの他の作品にもスターシステムという形で出演していることから、元ネタの1つとして、永井豪先生のマンガ作品群も由来の1つとなっていると思われます


特に「メタルフォーゼ・ヴォルフレイム」は、搭乗している車両の色やデザインから、「ホバーパイルダー」や「ジェットパイルダー」、搭乗者はサイキック族であることから『マジンサーガ』の兜甲児やフレイバーテキストでのモンスター解説と『真竜皇アグニマズドV』のイラストの構図などから、リメイク版『魔王ダンテ』のダンテ・ルーサーへのリスペクトだと思われます。
メタルフォーゼ・カーディナル」は頭部に相当するはずの部位に、「ヴォルフレイム」本人が搭乗していることや、カーディナルは緋色という意味で、「ヒヒイロカネ」の色でもある他、「超合金Z」の原材料という設定から、『マジンガーZ』が元ネタである可能性は極めて高いと思われます。


永井豪先生のマンガにもサイキック族に当てはまる登場人物が登場することが多く、『マジンサーガ』の兜甲児とマジンガーもサイキック族的な描写が多く、『デビルマン』のサイコジェニー、『デビルマンサーガ』のジェニー・ブライト、『凄ノ王』の多くの登場人物等々、数えだしたらきりがない程です。










クリフォート


メタルフォーゼ」の前に登場した、遊戯王OCG復帰への揺さぶりを与えてくれたカテゴリです。


DT世界」という、元々の意味の端末世界に登場する存在で、クリフォトとコンピューター関係の言葉を組み合わせた名前が特徴的で、言葉も乗り物も使い方を間違えると危ういものであることを示唆している(「クリフォート・アセンブラ」のフレイバーテキストと、アセンブラが暴走状態になっている「機殻の再星」のイラストでは危うさが強調されている)、今でもアドバンス召喚を併用するデュエリストの人気が根強いカテゴリでもあります。


海洋動物と手塚治虫先生の『三つ目がとおる』の「三つ目族の遺産」を彷彿させるデザインかつ、(少なくとも、クリフォート・アーカイブは「殻醒する煉獄」のイラストを見ると)「インフェルノイド」の乗り物でもある機械族です。















現時点ではカテゴリ化していませんが
星杯に選ばれし者・アウラム(アヴラム)」と
星杯に誘われし者・ニンギルス(ロンギルス)



第3の端末世界であると思われる「星遺物物語」の主要登場人物です。
各々が『ライブアライブ』の田所晃とオルステッドを何らかの形で、足して2で割った要素を持っています。


また、アヴラムの種族が田所晃と同じサイキック族ニンギルスの種族がオルステッドと同じ戦士族で「オルフェゴール・アタック」のイラストでの描写は『ライブアライブ』の最終編での展開をも彷彿させます。


ニンギルスに関しては「星遺物へ誘う悪夢」にも登場しており、「トロイメア」モンスターの目隠しとなっている音楽記号は『ラーゼフォン』に登場する「ドーレム」の名前と共通しており、ニンギルス自身も「オルフェゴール・ロンギルス」となってからは「鳥飼守」を連想するような描写になっています。