今日は8月なのに昨日と同じく涼しい日でしたが、今日の剣道は、昇段審査のための「日本剣道形」と「木刀による剣道基本技稽古法」の体勢や動作の再確認のための稽古が主体で、防具を付けた時間は2時間あった内の15分くらいしかなかった日でした。
私自身は涼しい日に剣道防具を長時間着用している時は心が落ち着くので、防具の点検・管理という観点では楽ではあるとはいえ、複雑な気持ちになります。
とはいえ、防具を装備した状態の教えられる側が打たれる時、教える側が教えられる側のことを真摯に考えたうえで悪意を持たないで(あるいは悪意を抑えて)打つ、これこそ真の強者となる上で必要な慈悲の心だと思いました。
余談
私が現在所属している剣道剣友会では居合に関して興味がある方が多めで、私自身も居合には興味はあるものの、居合道の段位・昇段の話を高段者の先生方数名がしていました。
500万円というと、大鎧を購入できる金額で、大鎧を着て居合をするのが私は羨ましいですね…と考えてしまいましたが、権力もですが、あの世に大金を持っていけるものなんでしょうか…という疑問も湧き上がっていました。
車椅子でも剣道ができるようになる機械装置の実現は叶って欲しいし、障害があっても剣道ができる世界を作るにはどうすればいいのかという問題について考えていますが、今回はそれだけでなく、お金が無くても居合道でまっとうに昇段できるようにするためには、どうすればいいのかも気になってしまいます。