さて今回私がフルマラソンで後半失速した出走記を改めて読み返しましたが、毎回のように出てくるキーワードがありました
脱水症状と
足が攣る
この2つがいつも私に襲いかかりますね
再び通院の問診の時のお話に戻りまして、フルマラソンと高血糖に因果関係はあるのかという私の質問に対して先生の答えです
そりゃ当たり前やろでした
こんだけアホみたいに血糖値が高くして走っていたら、尿糖が出て脱水症状になる可能性は非常に高いわなという事でしたそして脱水症状から足が攣ってしまう事に繋がっていくと、まあ地獄の悪循環といったところですね
確かにリブレを処方されてから函館マラソンと神戸マラソンと2回走っていますが、完走した後の食事前に測定した血糖値はこうなっていましたね
函館マラソン後380
神戸マラソン後482
両方ともおかしなくらいに激高ですわね
普通の人なら60~110くらいですからね
まあリブレを処方される前の去年の神戸マラソンにしても、同じように高血糖やったんやろなというのは容易に想像がつきますね
というのもどのレースにおいてもエイドでは、とにかくしっかりと給食と給水を取っていましたからね
私がエイドでしっかりと給食と給水を取るというのをより意識するようになったのは、今までのフルマラソンの中でも一番強烈にしんどくて辛くて大変な目にあった大阪マラソンでの経験からくるところが大きいですよね
興味のある方は私の大阪マラソン出走記を読んでみてくださいね
まあ地獄編は何回読んでみても未だにへこみますよ
そして最後に私はこう振り返っています【抜粋】
給食・給水にしても自分ではきちんとエイドで摂取していたつもりでも、結局は脱水症状を起こしているのですから足りていなかったという事になりますからね。
振り返ると2年前のこの時点から、完全に私は間違った方向に進んでいってしまったのかなと思いますね
その時の大阪マラソンもまあまあしっかりと給食と給水は取っていた方やったと思うんですが、地獄の大阪マラソン経験した後のフルマラソンは、積極的に給食と給水を取りながらさらに自分でもゼリーを用意したりして、自ら血糖値をどんどん上げてしまって、そして高血糖状態からくる脱水症状に陥って足が攣り、後半大失速を繰り返す事が続いたのではないかという事です
これが失速の本当の原因かもしれませんし、もしかしたら全然違うのかもしれません
単に私の脚力がまだまだ足りないだけなのかもしれませんからね
でも確かにその点に思い当たる節があって、私はフルマラソンの前に何度か30㎞走をやっていますが、その時には足が攣ったという事が一切ありません
じゃあフルマラソンと30㎞走ではいったい何が違っているのかというのを考えると、30㎞走の時はゼリー2個くらいだけで給食や給水もなしで一気に走りきってしまっています
だからそんなに糖分を取りませんので、当然走った後に血糖値を測定してもそんなにアホみたいには上がってはいません
という事で失速の原因が高血糖から来ている可能性は大いにあると思いますので、次のフルマラソンの際にはそこに気を付けて取り組めば新しい道が切り開けるかもしれませんからね
もう1つ問診の中であったやりとりです
先:フルマラソンの時にリブレのリーダーは持って走ってないの
私:さすがに邪魔やし持っては走っていないですよ
先:そりゃもったいないやろ、せっかくええ武器を手に入れたのに宝の持ち腐れやん
先:次は数値見ながらコントロールして走れば、一発回答出るんとちゃうかな
私:確かにそうですね、次はリブレリーダーを持って走ってみます
実は神戸マラソンの日にリブレセンサーは走っている途中でちょうど交換の時間を迎えるという事もありましたので、リブレのリーダーはあっても仕方なかったので実家に置いていきました
これは7月の函館マラソンの時も同じで、わざわざ走る時にリーダーを持って走るのはやっぱりめんどくさいですからね
まあ確かに先生の仰るとおりせっかくの武器を置いて、私は戦いに向かっていたわけですからね
全くのアホですよね
そして問診の最後にフルマラソンへの心構えのようなものを言われました
①私の場合は血糖値のコントロールが重要になってくるので、当然全部の給食、給水を取る必要はなし。
②とはいえ当然フルマラソンを走るんでガス欠や脱水症状は要注意なんで特に気を付ける。
③スポーツドリンクは取ってもええけど、水とバランスを取りながらちょこちょこリブレの数値を見て選択をする。
④目安はだいたい250くらいまで。
⑤だから給食についても楽しみではあるやろうけど、とにかく必要以上の摂取は厳禁とする。
⑥レースペースのコントロールも大事やが、私の場合はうまい事血糖値をコントロールしながら走る事がいちばん大事。
これを聞いた後には、もう次はサブフォー出来るんとちゃうかなと考える単純な私がおります
【戒めとして同じような心構え】
福岡でクリニックを開業してはる南昌江さんという方が書いていた、1型糖尿病の患者がフルマラソンを走る場合の心得のようなものがありましたので紹介しておきます。
今思えば私自身が一番最初の木津川マラソンで、4時間ちょいというタイムで走る事が出来たというのが、ものすごい勘違いの始まりやったような気がしますね
これからは自分自身が1型糖尿病患者であるという事を十分に頭に入れつつ、引き続きフルマラソンに挑戦してサブフォーを目指していきたいと思います
とにかく
頑張りますよ
(* ̄∇ ̄)ノ
【次回予告】
次走決定をお送りします
長々と読んでいただいた方はほんまにありがとうございました
おしまい(・∀・)