学生の頃、大好きだった
インディーズバンドの皆さんが
お作りになった歌詞に
【消し去りたい過去は
未来によって変えられる】
【誰にも認められなくても
自分を失うよりマシさ】
【自分の価値は自分で決めるもの】
【自分らしく生きていけ】
というものがありました。
これを聞いた時に鳥肌が立ち
物凄く満たされた感覚になり
『これだ〜』
と思いました。
(various fruitsさん、ありがとうございます
)
私達は日々いろいろな出来事に遭遇し
その度に様々な感情を抱き
その「出来事」を抱いた『感情』によって
自分にとって「良い」事だったか
「悪い」事だったか「判断」している気がします。
でも、
過去に『悲しい』だけだった「出来事」も
『苦しい』だけだった「出来事」も
全てが繋がって
「今」があります。
逆に言えば、
過去の『悲しい』『苦しい』「出来事」が
無かった場合、
今の幸せがあったという保証は
どこにも無いのです。
だから、「幸せな未来」に繋がるなら
今は「消し去りたい過去」でも、
私の人生の貴重な一部分となり得る
可能性があるのかも知れない…
「未来の幸せになった自分」
に繋げる為に、
今を終わらせずに頑張ろうと
歯を食いしばれた曲でした。
そして実際に私は今幸せなのですが…
『今とっても幸せで有り難い』と
思っているという話をすると
周囲の人々には、何か「特別な事がある」と
思われる事に違和感があります。
幸せになるって、
そんなに難しいですか？
難しく感じる時は
めちゃめちゃ難しいですよね…
本当は知ってます。
でも、それは
「自分で自分を苦しめ続けている」から
『幸せを感じられない』のかも知れないと
今は思っています。
仏教の話だったかな？
こんな話を聞いた事があります。
【昔、あるエライ王様が病気になり
国中の医者が手を尽くしましたがダメで
占い師にみてもらったところ
『この世で一番幸せ者のシャツを
着せれば治るだろう』と言われました。
そこで家来達は手分けして国中をまわり
さがしましたが
お金持ちでも人間関係が…と嘆いていたり
仲良しでもお金が無い…と嘆いていたり
美人でも好きな人に振り向いてもらえない…
容姿が整っていないから結婚できない…
みんなみんな
幸せではありませんでした。
疲れ果てた家来達がとぼとぼ帰り道を
歩いていると、ふいに
『あ〜俺は幸せ者だな〜。
なんて幸せなんだろう。
きっと俺は世界一の幸せ者に違いない。』
という声が聞こえてきました。
それを聞いた家来達が
喜んでその声の主に頼もうとしたら
男はシャツ一枚満足に買えない生活をしていて
上半身は裸でした。】
この話を聞いた時には
『そりゃあ思い込めれば幸せになれるよ！』
『そんなの当たり前だけど、
そう思えないから幸せを感じられないんじゃん!!』
と私は思っていました。
でも、
それは本当に「私の意見」だったのかな？
と今は疑問に思います。
「お金持ちであること」
「容姿に恵まれていること」
「結婚していること」
「子どもがいること」…
幸せの「条件」を増やせば増やすほど
その「条件を満たす環境」を整えるのは
難しくなります。
「環境」を整えない限り
「条件が満たされない」から
幸せになれないなら
「条件」を減らせば良いと頭で分かっていても
『そう思えない』のが自分の本音なら
どうしようもありません。
だから私は
「幸せとは何か？」
改めて考えました。
そうしたら、
『お腹いっぱいだと幸せ』
『安心して眠れると幸せ』
『大好きな人と一緒にいられると幸せ』
なのです。
私は、自分は万能ではない事を
知っています。
だから、他ならぬ大切な自分の為に
極力条件を整理し
他人の価値観ではなく
自分の価値観で
「幸せ」の「定義」を決めました。
そうしたら、有り難い事に
毎日毎日
「自分が決めた条件」以上の喜びが
あって、毎日幸せなのです。
思い返せばあの頃は
「幸せ」に手が届きそうになる度に
わざわざ「条件」を増やし続けて
自分のハードルを上げ続けていました。
「可愛いって言われたら」
「彼氏ができたら」
「結婚できたら」
「仕事で認められたら」…
ふと気付いたら、
「誰かの価値観」で「幸せになれない」と
自分で自分を追い込んでいたのです。
でも、私が『幸せ』と感じる事に
本当はそんな「誰かの目線」は要りませんでした。
その事に気付けたから
私は毎日幸せです。
だから今の私にとって
幸せになる事はとても簡単です。
私が見つけた「誰でも幸せになれる方法」は
自分にとって「幸せとは何か？」を把握し
『幸せ』だという思いに浸る事でした。
期待外れだったと思われた方、ごめんなさい
最後まで読んで下さり
ありがとうございました🙇💕
良かったら、コメント、フォロー
よろしくお願いします🙇💕