高校生の時からの憧れの職業だった先生。


大学受験も、教育実習も、教員採用試験も突破してやっとなれた先生。


でも思っていた仕事ではないと感じる毎日。


やってもやっても終わらない仕事の量。


テストの丸つけ、成績処理、保護者対応、連絡帳、行事の準備、教材研究、初任研、指導案作成、校務分掌。


好きだったはずの「教える」ということがもう好きではなくなっている。


子どもたちと関わるのも苦痛に感じる。


トイレに行く暇も水を飲む暇もない。


頑張って授業をしても、やはり力量不足で、指導教諭からは叱責を受ける日々。


もう向いてない、無理だと感じる。


こんなに無理してまで自分は先生を続けたいのだろうか、こんか志で子どもの前に立ってもいいのだろうか。


子どもの命を預かるという重責にも耐えられそうにない。


せめて迷惑がかからないように、夏休みまでは頑張って退職しようと思う。