毎週一回夕方になると遠くからラッパの音が聴こえて来ます。

 

不思議なのは「トーフトーフ」と聴こえるのよね。

天秤棒を担ぎ美濃傘をかぶりラッパを吹いてお豆腐を売りにきた懐かしい日を振り返ります。

ラッパに合わせて週一回お友達と集合しておしゃべりタイム。

 

雀ではないけれとひとしきり話に花が咲きます。(笑)

同年齢の方ばかりなので楽しいひとときです。

体調のこと今話題のニュース等々よもやま話も盛りだくさん、それもストレス解消の一つですね。

生きることに私を含め不安があるのです。

 

早くお父さんがお迎えに来てくれないかと毎日お願いしているねよ。同じ骨壺に入りたい!!」

 

何十年間、連れ添ってこういうことが言える方は幸せな結婚生活だったのでしょう。
 

羨ましい!!と思います。
 

私は?無難なこと言っておきます。

 

当たり障りのないようにね。(笑)

幸せの価値観、愛に対する価値観人それぞれの生き方大切にしたいですね。

五行歌です。


大切にしたい
 

明るい時間
 

幸せの時間の共有

 

期待しては駄目
 

自分しかないわ


家族が居てくれても最後は一人ね。

 

でも家族のありがたさをひしひしと感じるこの頃です。
 

一人暮らしの従姉は秋の夜長になってからはテレビを見ながらうたた寝をすることが多く私のメールで目を覚ますことが多く刺激のない生活は年よりには向かないのだとつくづく思います。
 

核家族ではない生活もまた大切なことかもしれません。

 

遠慮しながらの生活ではなく自分を持ちながらの日々過ごしたいものです。
 

終活、終活と言われていますけれとあまりにも寂しく、悲しい言葉ですね。

 

来るべき日に備えるのは良いけれど始終それに明け暮れるのは私は好きではありません。

 

今を、今を生きたいからです。

松尾芭蕉の俳句です。


枯れ枝に
 

鳥のとまりけり
 

秋の暮れ


枯れ枝でも役に立つのよね。

 

そんな枯れ枝になりたい私です。

十二月に入って寒さも一段と厳しくなりました。

 

風邪引かぬように気をつけて下さい。

また来週ね。