タイトル 「天使の羽」 521 | 可愛い君に愛を囁きたい


 鈴音はトリプルアクセルに


 満足しきったようで、


 何度も何度も


 トリプルアクセルをきめては、


 ガッツポーズをしていた。




とにかく今は


それで満足するしかないかと


畠山は思った。




少なくともこれで


フィギュアに戻ったことを


ネガティブに考えないだろう。