タイトル 「天使の羽」 236 | 可愛い君に愛を囁きたい


それをひなたは


遠くから


見ているしかないのだ。



父はひなたと


眼があっても


挨拶ひとつしない。



姉も見て見ぬふりをしている。





ひなたがこの病院で



孤立感を感じる瞬間だ。