タイトル 「天使の羽」 230 | 可愛い君に愛を囁きたい

 

 ところが、運命の歯車は


 さらに二人を引き寄せた。




翔太の介護担当が


ひなたになった。



「なんでひなたなのよ。


 翔太さんの担当」


そんな陰口がおきるほど、


羨ましがられた。



 少なからず波風が立った。


 嫉妬心を背中に


 感じることもあったが、


 それは一時的なことで


 しかなかった。