タイトル 「天使の羽」 544 | 可愛い君に愛を囁きたい


 畠山は待つと決めた。


 鈴音が自分で


 心の部屋の扉を


 開けるのを……。




 気持ちの弱さ。


 それを克服させる。



 そうすればきっと


 一流の選手になれる。



 畠山はそう感じていた。