タイトル 「天使の羽」 581 (『幸福な王子』前) | 可愛い君に愛を囁きたい

 『幸福な王子』は、子供の頃、


 母親が読んでくれた童話だ。



 町の高台に立ってる、


 幸福な王子の像は


 町の誇りだった。


 目には2個のサファイア、


 ルビーのついた剣。


 全身を金箔で飾られている立派な像。



 そこへ渡り鳥のツバメが跳んでくる。


 王子の像の足元で一休み。


 すると王子が涙をこぼしてる。


 わけを聞いてみると、


 町の不幸な人々を見て涙を流してる。


 王子はツバメに頼んで、


 不幸な人にルビーを


 お金にかえて、与えてほしいという。