タイトル 「天使の羽」 542 | 可愛い君に愛を囁きたい


 優しい子なのだ。



 気持ちがとっても優しい子。



 それはまた弱さでもある。



 怒られるたびに


 自分を責めたに違いない。



 気持ちをのせてあげたら、


 能力以上のものを


 発揮するはず……。




 分かっていたのに……。




 何を焦ってるの……。




 畠山は深く深く反省した。