タイトル 「天使の羽」 476 | 可愛い君に愛を囁きたい


 VTRの中の鈴音は

 

 畠山の記憶の中にある鈴音だった。


 どうすればあんなに変わるの。


 まるで別人だわ。


 よっぽど


 練習してたのかしら。


 だとしたら、


 コーチがすでに


 いるかもしれないわね。


 畠山は資料を


 隅から隅まで


 読んでいった。