タイトル 「天使の羽」 613 | 可愛い君に愛を囁きたい

 無名だからといって、


 実力があれば、


 それは充分に


 評価されるはず。


 そして鈴音には


 畠山の想像以上の実力がある。



 畠山は今、鈴音の実力を


 心の底から信じられるようになった。


 鈴音ならきっと


 年末のオリンピック選考に間に合う。


 そう畠山は確信を持った。